こどもの足の踏ん張りを強くする方法

こんばんは。
こどもの運動能力を根っこから育てるトレーナーのやまちゃんです。

週末は大阪にて、こどもパームセラピー講座を開催致しました!
メルマガでも登場している新田先生とダブル講師という形で開催しました。
講師が2人だったので結構密に受講された方とコミュニケーションが取れたので、すごく深い学びになったのではないでしょうか?

受講された方の感想を覗いてみたい方はこちらのブログをご覧ください。
やまちゃんのブログ

このパームセラピーの講座では、毎回と言っていいほど「今どきの子供事情」の話になります。

今時の子供はつま先立ちが上手くできない。
今時の子供は上手くしゃがめない。
今時の子供は落ち着きがない。
今時の子供は冷めている。

などなど、挙げればキリがありませんが、

そんな中で、

「今時の子供は足腰が弱い」

らしいです。

ちょっとぶつかっただけですぐに倒れてしまう子っていませんか?
そんな足の踏ん張りが弱い子を、幼稚園や保育園でもよく見かけたりしませんか?

今回はそんな足の踏ん張れない子供にフォーカスし、以下の方法で足の踏ん張り力をチェックして、効果的な体操をご紹介します。

《こどもの足の踏ん張り力をチェックしよう!》

こどもの足の踏ん張りをチェックする簡単な方法があります。

1、こどもはまっすぐ足を揃えて立つ。
2、大人はこどもの骨盤(腰のあたり)を指2本程度で(前後左右の4回)せーので押す。
3、こどもは足が動かないようにその場で踏ん張る。
4、左、右、前、後と4方向から同じように行ってみてください。

もし、指2本程度の力で簡単にこどもが踏ん張れずに足が動く、もしくは倒れてしまうようであれば、足腰が弱いことになります。
では、前後左右それぞれ踏ん張りが効かない原因を詳しくみていきましょう。

《足の踏ん張りが効かない原因とは?》

[1、前から押した時、踏ん張れない]

前から押した時踏ん張れない原因は、股関節を曲げる筋肉でもあり、体幹のインナーマッスルでもある大腰筋が上手く使えない事が大きな原因となります。
大腰筋は、股関節を曲げる筋肉でありながら、反対に腰を身体の内側から引き伸ばす働きがあります。
そのため、この大腰筋が上手く働かないと、前から押された時腰が曲がってしまい、後ろに倒れてしまいます。

反対に大腰筋が瞬発的にしっかりと働く身体であれば、前から押された時、身体は上に伸び、腰は曲がる事がなくその場で踏ん張る事ができます。

[2、後ろから押した時、踏ん張れない]

後ろから押した時踏ん張れない原因は、もも裏の筋肉が上手く使えない事が大きな原因となります。
もも裏の筋肉であるハムストリングスは、後ろから押された時、腰が反っていくのを止める働きがあります。

また、体幹のインナーマッスルでもある大腰筋とバランスを取りながら働くため、もも裏の筋肉が上手く使えていないと、体幹の筋肉が上手く働かず、足腰の踏ん張りが効かない状態になるのです。

[3、左右から押した時、踏ん張れない]

右から押した時踏ん張れない原因は、反対の足である左の股関節内転筋と言われる内ももの筋肉が上手く働かない事が原因です。
反対に、左から押した時踏ん張れない原因は、右の股関節内転筋となります。
この内転筋がしっかりと働くことで、左右からの当たりに身体を内側から踏ん張り止まることができます。

また、この内転筋も体幹のインナーマッスルである大腰筋とつながりを持って機能することからも、足腰の踏ん張りにとても大切な筋肉になります。

《足の踏ん張り力を高める効果的な体操とは?》

[前後の踏ん張り力をつける体操]
〜もも裏と体幹を効かせるおじぎスクワット〜

開始姿勢:立位

1、足を腰幅に広げて立つ。
2、つま先を真っ直ぐ真正面に向ける。
3、手を鼠蹊部に当てて、お尻を後ろに突き出すように股関節から身体を曲げていく。
4、もも裏の張りを感じるところまで股関節を曲げたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る。
5、この動きを3〜5回行いましょう。

参考になる動画

[左右の踏ん張り力をつける体操]
〜内ももを効かせるブッダのポーズ〜

開始姿勢:立位

1、両足を大きく左右に広げる。
2、つま先と膝を斜め45度に開く。
3、膝の力を抜いて腰を落とす。
4、左右の内ももを10回ずつ軽く叩く。
5、脇を締めて胸の前で合掌し、腹式呼吸を3回する。
6、このポーズを3回とる。

*チェックポイント
ポーズをとった時、
・骨盤が床と垂直に立っている。
・みぞおち・肩の力が抜けている。

この2つの体操を丁寧にやってみて、再度足腰の踏ん張りチェックをしてみてください。
先程とは比べものにならないくらい踏ん張れていますよね?

このように、普段からしっかりと使うべき筋肉を使う習慣をつけていくことでら足腰の強いこどもに育てていくことができます。
実はこのこどもの足の踏ん張りを強くする方法として、手当てという「パームセラピー」も有効なんです。
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