アナタ次第でこどものケガは減らすことができる

こんばんは。
体軸コンディショニングの土屋です。

今月は短い日本滞在でしたが、

・体軸コンディショニング整体
・スタジオレッスン
・体幹リハビリテーションレベル1 アシスタント
・区の児童館へ出張レッスン
・サッカーチームへの指導

などなど、スタジオ内外で沢山の方たちにお会いして、充実した時間を過ごすことが出来ました。

あるサッカー少年団に行ったときは、私もサッカー少年でしたので非常に懐かしい気分になりました。
新6年生になるこどもたちは目をキラキラ輝かせながら、

「将来はプロサッカー選手になりたいです!」

このように当時の私と同じ夢を語ってくれましたからね。
こんな純粋なこどもたちの気持ちに応えてあげたいと思ってしまいます。
保護者の方たちからも、

「こどもを全力でサポートしたいんです。」
「何かもっとできることはないでしょうか?」

鬼気迫る感じで質問や相談を受けたので、まず落ち着いていただいてから話を聞いてみると、

・親としてこどもにアドバイスをしてあげたいけど、どのようなアドバイスをしていいのか分からない。
・家でマッサージをしてあげているけど、専門知識がないので正しく出来ているのか不安。

本当はもっとありましたが、特に印象的だったのは上記2点です。
親御さんの悩みの根本は、

「どんな競技をしているこどもにたいしても身体の使い方の指導や身体のケアができるようになりたい。」

という事でした。
ですので、今回は身体の使い方の指導方法を1つお伝えします。

[腹筋をしてみましょう]

まず、あなたが思う腹筋を5回してみて下さい。
やりやすいですか?
今の状態を覚えていて下さいね。

次に、我々が推奨する腹筋をしてみて下さい。

1. 仰向けになって寝て、両膝を立てます。
2. みぞおち(おへそから指4本上)を5回指の腹で押します。
3. 両手で両鼠蹊部(股関節)を押します。
4. この両鼠蹊部を支点にして、上半身を少しずつ起こしていきます。
※ポイント
・両手の指先で両足のかかとに触れるように近づけていきます。
・肩が上がらないように、脇と鼠蹊部を近づけていきます。
・上半身を起こすのは20-30度ぐらいの角度まで。
・みぞおちを張らない。
5. 5秒間キープできたら、両鼠蹊部を支点にゆっくり上半身を元の状態に戻します。

いかがでしょうか?
やり方を間違えていなければ、やりやすかったはずです。

[何故やりやすいのか?]

一般的に腹筋のトレーニングと言われる方法は、上半身を起こすところまで行います。
特に足を押さえてもらいながら何回も行うと、お腹(腹直筋)や前腿(大腿四頭筋)のアウターマッスルに力を入れてしまいますよね?

しかし、

我々が推奨する腹筋は両鼠蹊部を支点に行い、みぞおちを張らずに行います。
更に肩を上げずに脇を鼠蹊部に近づけていきます。

鼠蹊部(股関節)はハムストリングスの起始部、大腰筋の停止部にあたります。
みぞおちは大腰筋の起始部にあたります。

これでハムストリングス〜大腰筋の筋連結しているのを同時に動かして筋連鎖させているのです。
それだけではありません。
肩を上げずに脇を鼠蹊部に近づけていくことにより、上半身~下半身への筋連鎖も出来るのです。

要はインナーマッスルを積極的に使い、アウターマッスルの優先度を下げていくのです。
もっと詳しく知りたい方はコチラ
↓ ↓ ↓
5月3日(木)体軸ピラティス基礎

P.S.
インナーマッスルを使い慣れていないと、筋肉痛になってしまいます。
この状態で運動をすると無意識にアウターマッスルを使おうとしてしまう傾向がありますので、体軸筋リリース法で身体を整える方法を身につけることをお勧めします。
5月4日(金)体軸筋リリース法

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