あなたは肩コリや首の張りを訴える方を担当する時に、首の筋肉だけを診ていますか?
もしそうなら、それは危険です。
なぜなら、背骨、特に腰の背骨に問題がある可能性があり、
その場合、神経の問題に発展するからです。
ですので、しっかりと背骨の評価をする必要があります。
しかし、背骨の評価は難しいと思っていませんか?
実は、そうでもありません。
ある方法なら、意外と簡単にできます。
その方法はコチラ
こんばんは。理学療法士の藤田です。
今日は首コリや痛みの原因が筋肉だけでなく、
背骨の固さも影響してることについてお話していきます。
まず、背骨は頚椎と腰椎が前弯して、胸椎が後弯してます。
そして、この湾曲は互いに影響しあっています。
例えば、腰がいつも前に反っていて丸めづらい方は、
腰椎の動きが少ない分、胸椎や頚椎に負担がかかってしまい肩や首に力が入りやすくなります。
さらに、この状態でストレスのかかる生活をした場合には、自律神経トラブルで胸椎まで固まってしまいます。
そして、負担が首に来ます。
頚椎が固まり首周りにいつも緊張があると、
脳から脊髄に流れる「脳脊髄液」の循環も悪くなり、不眠にも繋がります。
また、背骨は神経の通り道なので、
背骨が左右どちらかに偏ってズレている場合には神経の通り道が狭くなっていて、
手足の力が左右で異なる場合があります。
神経が原因な場合は、いくら固くなっている筋肉をほぐしても、
その場限りで根本的に改善されません。
筋肉だけでは改善しない場合は、
脊柱の偏位の状態を修正することで脊柱管内の神経の通り道の圧迫がなくなり、
筋肉の力が入りやすくなります。
体幹の安定性を考えた時に、筋肉だけでなく背骨も柔らかく使える状態であることが重要です。
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理学療法士が考えた背骨の評価法
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