背骨を動かせば、足の痛みは和らぐ

こんばんは。理学療法士の松井です。
連日暑い日が続いていますが、
私の住む地域では秋になるとマラソン大会が各地で開催されるため、
今から練習で走っている方を多く見かけます。

私もそのうちの一人ですが、
数年前までは走っていると
急に足の裏が「ピキッ」と痛くなることが多々ありました。
せっかく走ろうと意気込んでも、
足の痛みが気になって満足に走れないともどかしいですよね。

自分で何とかしようと思って足の裏をマッサージやストレッチをしましたが、
それだけでは良くならなかったのです。
これでは良くならないと気付いて、
あるポイントを意識して日頃からこまめに体を動かすことで、
今では全く痛みも違和感もなく走ることができています。

そのあるポイントとは、「背骨」と「股関節」。
一体どういうことか一緒に見ていきましょう。

<足裏が痛くなる理由>
 
足の裏が痛くなるのは足底腱膜炎と呼ばれ、
その名の通り足の裏の腱を覆っている膜状の組織が炎症を起こした状態です。
 
足底腱膜は踵から各指へ分かれるように走行しています。
中でも特に痛みが起こりやすい部分が腱膜の付着部である、踵の前側と母指球辺りです。
どこか分からない方は、親指を反らすとピーンと腱が浮き出ると思いますが、
浮き出た腱の踵側と母指球側が痛みが出やすい部分です。
 
痛みが起こるのは、
足底腱膜への伸張ストレスや繰り返される伸び縮みのストレスにより、
腱膜に微細な傷ができて炎症が起こることで痛みが起こります。
 
どういう時に足底腱膜が伸び縮みするかと言うと、
歩行で足が接地した時に衝撃を吸収するために足底腱膜は伸び、少し土踏まずが低くなります。

また、足が離れる時は地面を蹴って足を持ち上げるため、足底腱膜は縮んで土踏まずは高くなります。
 
・足を接地する時に足底腱膜が縮んでいる。
・足が離れる時に伸びきっている。

このような状態だと、腱膜を痛める原因となるのです。
 
 
<背骨と足裏の関係>
 
歩く時や走る時において、背骨は以下の役割を持ちます。
 
・足から衝撃を吸収、分散する。
・背骨の動きを足に伝える。
 
この際に重要となるのが、以下の2点です。
 
・適度にしなるだけの柔軟性があること。
・腰から首、首から腰への縦の波状運動。
 
接地時の衝撃を足底腱膜だけで吸収しているわけではなく、
足底からの衝撃が足を通って背骨に伝わることで、
背骨で衝撃を吸収、全身へ分散しています。
 
この時、背骨に適度な柔軟性がないと衝撃を吸収-分散することができず、
足だけに衝撃が集中してしまうため、
過剰なストレスが足にかかってしまいます。
 
 
<股関節と足裏の関係>
 
しかし、背骨を普段から意識して動かしている方は少なく、
いきなり背骨を動かそうと意識しても難しいはずです。
 
そんな方にまず試してみてほしいのが、股関節の運動です。
足裏と股関節の関係を見ると、股関節には以下の重要な役割があります。
 
・背骨と足を繋ぐ。
・背骨の運動を足へ伝える。
・足からの運動を背骨へ伝える。
 
股関節は下肢全体で見て、運動の起点となる重要な部位です。
 
そして、なんと言っても股関節は背骨と下肢を繋いでいるため、
先ほどの背骨による衝撃吸収-分散のためにも股関節には適度な可動性が必要です。
 
背骨からの運動を股関節が色んな角度で動くことで、それより下の膝、足へ伝えてくれます。
足からの運動を同様に股関節が角度を変えて背骨へ伝えます。
このような股関節の動きが重要なのです。
 
歩く前後で以下の運動をして比べてみてください。
 
1.肩幅より少し広く足を開いて立つ。
2.手を胸の前で合掌する。
3.そのまましゃがむ。
4.股関節の力を使って立ち上がる。
 
この運動であれば、股関節はもちろん、背骨の動きも良くすることができます。
 
足底腱膜の適度な柔軟性と股関節、背骨の連動がしっかりあれば、
過剰に足底腱膜に負担がかかり、痛みが出るという可能性は少なくなります。
 
足の裏の痛みで悩んでいる方は、是非試してみて下さい。
他にも、身体の痛みを解消する方法はたくさんあります。
知りたい方は、
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理学療法士 松井 洸
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