こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
長年セラピーをやっていると多くの患者さんと出会い、
そして、痛みについて様々なパターンを経験します。
その1つが痛みとダイエット後のリバウンドとの関係です。
どういうことかというと、痛みをぶり返す人は内臓に問題がある方が多いのです。
内臓に問題があると、その近くにある大腰筋や横隔膜などのインナーマッスルが使いにくくなります。
インナーマッスルが上手く使えていないと、
大腿四頭筋や大腿筋膜張筋などのアウターマッスルがカチカチになって、
股関節や膝に痛みを抱えやすくなります。
この点はイメージしやすいのではないでしょうか?
このように痛みをぶり返す人は、内臓に問題がある方が多いのです。
内臓の機能が低下すると、リバウンドしやすくなる理由はなんとなく分かりますよね?
ただ、その理由が5つもあることをご存知ですか?
1、横隔膜が使いにくくなることで、呼吸が浅くなり代謝が落ちます。
2、インナーマッスルが使いにくくなることで、身体の芯から筋肉を使えなくなるので、
やはり代謝が落ちます。
3、胃腸の機能が低下すると消化が悪くなり、太ります。
4、腎臓の機能が低下することでむくみやすくなり、太ります。
5、むくむことで筋肉は使いにくくなり、代謝が落ちます。
このようにリバウンドしやすい理由が5つもあるのです。
ですので、内臓の機能の低下は防ぐべきなのです。
そのために、食事を気を付けることも大事なのですが、
今まで暴飲暴食をしていた方は、食事を気を付けるだけではダメなのです。
なぜならすでに内臓の機能は低下している可能性が高いからです。
もし、
・過去に暴飲暴食をしていた。
・リバウンドしやすい。
・身体の痛みが、ぶり返しやすい。
これらの内、1つでも当てはまるなら、
あなたの内臓の機能は低下していて、触ってみると固いかもしれません。
もし、そうなら、次の体操をおススメします。
おウチでもできる体操です。
1:お腹の固い部分に手を当てる。
2:同じ高さの腰にも手を当てる。
3:お腹と背中をを膨らますように呼吸をする。
これを3回行ってみて下さい。
これが出来たら、
4、息を吐くとき、お腹がへこまないようにする。
この方法で、腹筋と横隔膜の使い方を変えています。
これも3回やってみて下さい。
これをやるだけでも、横隔膜の動く量が変わり、
横隔膜の動きに合わせて内臓が動き出し、内臓が柔らかくなります。
ぜひ、毎日試してみてください。
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