足の裏で踏ん張って歩くのが良い。
このような考えで歩く、または走っていませんか?
実は踏ん張らなくても踏ん張れるのです。
矛盾したように聞こえますが、大事な考え方。
一体どういうことか一緒に見ていきましょう。
<踏ん張っている時の身体の状態>
踏ん張るというのは、恐らく足の指や足首、膝に力を入れ、
やってみると分かりますが、
しかし、それが本当に良いかと言うとそうでもなく、
この時、力が入りやすいのは以下の筋肉。
・前ももの大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
それぞれ体の前側、後ろ側の筋肉とつながっており、
これらはアウターマッスルという、
つまり、踏ん張ることは力が入った感覚は得られやすいですが、
<踏ん張らずに踏ん張る>
冒頭で述べた通り、実は踏ん張らなくても踏ん張れます。
言い換えると、
そのためには、
足のインナーマッスルは以下の通り。
・ふくらはぎの奥の後脛骨筋(こうけいこつきん)
・みぞおち〜そけい部(ビキニラインの真ん中)の大腰筋(
これら足のインナーマッスルが活性化することで、
そのおかげでアウターマッスルは適度に緩み、

<インナーマッスルを活性化する運動>
以下の運動前後で歩く、
・股関節スクワット
・足の裏叩き
これらでインナーマッスルのつながりが活性化され、
<まとめ>
・踏ん張りすぎると膝や腰を痛める可能性がある。
踏ん張った方が力が入った感覚が得られるため、
是非、今回の記事を参考にしてみてください。
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