こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの馬場です。
「本当に身体が柔らかい人」
この言葉を聞いて、どのような人を思い浮かべますか?
ヨガインストラクター、バレエダンサー、新体操やフィギュアスケートの選手、、、
どの人も柔軟性が高そうですよね。
でも、この人たちは本当に身体が柔らかいのでしょうか。
私は以前、ストレッチトレーナーとして、ストレッチ専門店で働いていました。
お店に通うお客様のほとんどは、デスクワークで日頃の運動不足を感じている方ばかりです。
一方で、ヨガインストラクターやプロのバレエダンサーも担当したことがあります。
ヨガインストラクターやバレーダンサーの方にストレッチをしても意味があるのだろうか、、、
そう思いながら、お客様をベッドにご案内しました。
可動域チェックのためにベッドで仰向けになって片脚をまっすぐに上げていただくと、当たり前のように膝が胸についてしまいます。
まるでタコのような柔軟性があります。
しかし、その一方で、身体を直接触って驚きました、、、
なんと、足や背中がパンパンに張って固まっていたのです。
手足の末端も冷えていて、お腹や腰まわりもカチカチに固まっていました。
そしてそのお客様からは、どことなくイライラしているような雰囲気が出ていました。
原因は大きく3つあります。
1)関節周りの柔軟性が高すぎて、その関節を制御するためにアウターマッスルが過剰に働いてしまっている。
2)1)が原因で、関節を支えるためのインナーマッスルが弱まり、血流が悪化するとともに疲労物質を溜めやすい体質になったしまった。
3)1)と2)の影響で自律神経のバランスが崩れてしまっている。
これらは、ヨガインストラクターやバレーダンサーの方に多く見られる現象です。
果たしてこれが、本当に身体が柔らかい状態といえるのでしょうか。
本当に身体が柔らかい状態というのは、インナーマッスルを働かせることができ、血流が良く、内臓も元気に働いてくれている状態、さらに疲労物質が溜まりにくい状態を表します。
そして、自律神経のバランスも整いやすいので、心と身体をニュートラルに保つこともできます。
このような理想的な身体を手に入れるには、ストレッチやセルフマッサージ、ヨガやその他の運動だけでは足りない部分もあるのです。
当スクールでは、効率よくアウターマッスルをほぐし、筋肉の柔軟性を高めるクロスポイントワークをお伝えしています。
アウターマッスルがほぐれると、機能していなかったインナーマッスルが動き出すため、血流を促し内臓の働きも良くなります。
結果的に、疲労が溜まりにくく自律神経のバランスも整えることができてしまうのです。
「本当に柔らかい身体を手に入れたい!」
そう思った方は、ぜひ当スクールの入門講座「体感アナトミー」をチェックしてくださいね。
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