胸椎前弯型と腰椎後弯型の違い

こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

脊柱というのは生理的な弯曲により、
頸部は前弯・胸部は後弯・腰部は前弯といったようにS字カーブを描いています。

多少、解剖学を知っている人であれば、
そんなのは当たり前!
と思うはず…

では、ここで言う胸椎前弯型腰椎後弯型はいったい何なのか?

それは、立位時での姿勢の際、
どこでバランスを取っているかという違いを表したものです。

この違いを理解すると、
・運動時のパフォーマンスの向上
・なぜ日本人は腰痛になりやすいか…

といった理由がわかるでしょう。
 
 

日本人は腰椎前弯型が多い

腰を据える、肚が座る、腰を下ろす…
日本語で身体の一部を使った慣用句が多く存在します。

他にも丹田という言葉がありますが、丹田と聞いて、
多くの人は下腹をイメージするはずです。

これは文化の影響とも言えますね。
腹切りという言葉があるように、腹部や腰部になにか特別な意味合いがあるように思えます。
その影響もあり、腰中心で物事を考えたり行動しがちです。

しかし腹や腰というのは、
言葉でもあるように重い意識が強くなります。

なので、腰中心になると、

重く、もっさりとした動きになりやすいです。
 
 

トップクラスでは共通している事実

身体を使うということに優れている集団がいます。
それは各スポーツ競技のアスリートです。
その中でもトップクラスで争っている選手に共通している点があります。

その共通点というのが、
「腰中心」の運動ではなく「胸中心」の運動をしているということ。

腰中心は先程の通り、
腹や腰周りを中心とした運動をします。
ドローインや腹を締めると言ったやつですね。

胸中心というは、
胸(胸郭)周りを中心とした運動になります。
胸中心で代表的なのは体操選手です。
体操競技では「胸を含む」という言葉があり、
胸を後方へ引いて丸めている状態です。

胸郭が前に出ると胸と腰がそり、
腹圧が抜けやすくなりますが、
胸郭を後ろに引くと、
胸椎は後弯、腰椎は適度に前弯し、
腹圧が自然と入る状態になります。
 
 

胸椎後弯型だけを手に入れることはできない

今までの話だと、胸椎後弯型になりたいと思うはずです。

それは間違いない。

ただ、胸椎後弯型のみを手に入れることはできません。
仮に手に入れたとしても、トップアスリートのような動きはできません。

なぜなら、
腰椎前弯型が土台として必要だから。
細かくいうと、、
大腰筋が働いている状態での腰椎・骨盤・股関節のバランスが必要だから。

腰を据えるといった表現のように、
腰や骨盤は体幹の土台としての役割があります。

その上でさらに上達するために胸椎後弯型になれば良いのです。

ですが、その土台がないまま胸椎後弯型になろうとすると、
腰椎は後弯、骨盤は後傾し、股関節が抜けた姿勢になります。
 
 

注意すべきこと

胸中心を手に入れようと胸を張る人がいます。
これは腰椎前弯型の延長線上で、
過度に前弯をすることで胸椎も前弯した姿勢になります。

これでは腹圧が抜けた状態の腰で身体を支えはじめるようになり、
腰椎に負担が集中し、腰背部の筋肉の硬直などで腰痛がでてきます。
胸を意識しようとして、胸を張るのだけはやめてください。。

まずは股関節を鍛え、腰椎前弯型で土台作りをしていきましょう。
 
 
 
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