腹筋トレーニングをやっているだけでは、 体幹のインナーマッスルを鍛える事はできないということをご存知 ですか?
体幹のインナーマッスルを鍛えるには、ある2つの関節を使う必要があるのです。
その関節とは一体どこなのか。
普通の腹筋トレーニングとの違いも合わせて、 一緒に見ていきましょう。
[普通の腹筋トレーニング]
膝を立て、両手を頭の後ろにあて、体を起こす、
いわゆる腹筋トレーニングがありますが、
ほとんどの方が、 このトレーニングで腹直筋しか鍛えられておらず、
思ったような効果を出せずにいます。
腹筋トレーニングの効果をしっかり出すには、
腹直筋以外の脇腹やインナーマッスルも一緒に使える必要があり、
しかもそのインナーマッスルを連動して使える必要があります。
インナーマッスルが連動して使えると、体幹が安定します。
そのやり方をできるようになるためのポイントが、
まず1つ、
[股関節を使って腹筋トレーニングをおこなう]
股関節を動かし、
体幹のインナーマッスルでもある筋肉に、
この筋肉を機能させることができると、
腹筋トレーニング時に、 股関節を使って、スムーズに身体を起こすことができ、
腹筋トレーニング時に、
更に、その他の体幹のインナーマッスルとも繋がりがあるため、
体幹のインナーマッスルをしっかりと効かせながら腹筋トレーニン グができるようになるのです。
そして更に、
[肩甲骨を使うと、より効果的]
肩甲骨から脇にかけてある前鋸筋は、 脇腹の外腹斜筋と繋がりがあります。
その外腹斜筋は、腰の筋膜と繋がりがあり、
そのため、腹筋トレーニング時に、前鋸筋を使うことができると、 脇腹から体幹のインナーマッスルまでを、 より使うことができます。
[腹筋トレーニングで体幹のインナーマッスルを鍛える]
腹筋トレーニングで、体幹のインナーマッスルも鍛えるには、
足の上げ下げ運動で大腰筋、 脇の筋肉を動かす体操で前鋸筋の機能を高めていきます。
大腰筋や前鋸筋が使えるようになると、 起き上がりやすくなると同時に、
お腹全体に効かせることができるようになります。
その効果を体感するために、
まずは、腹筋トレーニングをして、
では次に2つの体操をおこなっていきましょう。
〈①足の上げ下げ運動〉
1.仰向けに寝転がり、鼠径部(恥骨の横)を触る。
2.鼠径部にある股関節を曲げる意識で、足を上げる。
4.これを5〜10回繰り返す。
〈②脇の筋肉を動かす体操〉
1.手の平で脇の下を触る。
2.そのまま腕を前後に5回ずつ回す。
こちらの詳細なやり方は、動画でご確認ください
では再度腹筋トレーニングをおこなっていきましょう。
特に脇と股関節を意識してみてください。
いかがでしょうか?先程より楽に起き上がれてると思います。
その感覚がインナーマッスルが連動して使えている感じです。
腹筋トレーニングの効果をしっかりと出すには、
腹筋トレーニングの効果を最大限に引き出したい方は、
[まとめ]
・普通の腹筋トレーニングでは腹直筋にしか効かない。
・腹筋トレーニングの効果を出すには、 脇腹やインナーマッスルも機能させる必要がある。
・股関節の大腰筋を使いながら腹筋トレーニングをおこなえると、
体幹のインナーマッスルにも効かせることができる。
・脇にある前鋸筋が使えると、脇腹からインナーマッスルをまとめて使うことができるようになるため、
その効果を更に高めることができる。
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