膝が伸びればパフォーマンスは上がる

メジャーリーグで活躍した大谷翔平選手は、
投球後に身体が少し弾むような動きをします。
また、全米オープンで優勝した大坂なおみ選手も
サーブを打った後に跳ね上がるような動きをします。
そんな彼らのような高いパフォーマンスを発揮しているアスリート
必ず共通している動きがあります。
それは地面を蹴った後の膝の伸びです。
このことはスポーツを指導するときにとても重要なポイントになってきます。
<一流アスリートと平凡なアスリートの身体の使い方の違い>
今回はわかりやすいように野球のピッチャーに例えて解説をしていきたいと思います。
大谷選手のような一流の投手の身体の使い方を見てみると、前脚を踏み出した時の接地面を基点として、股関節が伸展するように力を働かせ、結果として膝関節が伸展するような投げ方をしています。
股関節が伸展するように力を働かせ、結果として膝関節が伸展するように投げるというのは、大腿四頭筋が伸長し、ハムストリングスや内転筋、殿筋が短縮しているということです。
このような身体の使い方は1つの筋肉のみに頼ることなく、複数の筋肉を連動させながら使うことが出来ているので、より大きなパワーを生み出すことが出来ます。
一方、平凡な投手の身体の使い方を見てみると、前脚を出したときに膝関節を支点として地面を強く蹴っています。
膝を支点に地面を強く蹴ってしまうと大腿四頭筋が短縮し、ハムストリングスや内転筋などの筋肉が働きが抑えられてしまいます。
ですので、複数の筋肉を連動させた身体の使い方が出来ず、大きなパワーを生み出すことが出来なくなってしまうのです。
<一流アスリートのようなパフォーマンスを発揮する方法>
より大きなパワーを効率的に発揮するには股関節を支点にした身体の使い方をしていく必要があります。
股関節を支点にすることが出来れば、踏み込んだ際も大腿四頭筋を伸長させながら、ハムストリングスや内転筋を短縮させた状態にすることが出来るからです。
しかし、ただ股関節を支点にした身体の使い方をすればパフォーマンスが上がるのかというとそういう訳ではありません。
なぜなら、下半身で生み出したパワーを体幹に上手く伝わるようにしていかなければならないからです。
そこで重要になってくるポイントが大腰筋や横隔膜などのインナーマッスルです。
インナーマッスルはハムストリングスや内転筋と繋がっているため、インナーマッスルを使うことにより、下半身から体幹へ上手く力を伝えることが出来るようになります。
<インナーマッスルを働かせるためのワーク>
・立った状態で片方の脚を抱える。
・脚を腹に着けた状態から手を放して、脚の重さだけで脚がプラプラと動くようにしていく。
注意点としては脚の筋肉で蹴らないように力を抜くことを意識する
・3回ほど繰り返す。
動画はこちら
このワークを行うことによって、大腰筋が働きやすくなります。
大腰筋を働かせることが出来れば、繋がっているインナーマッスルはもちろんのことハムストリングスや内転筋も連動させて使えるようになります。
野球だけでなく、他のスポーツにおいても使えるワークとなっておりますので、ぜひトレーニングやウォーミングアップなどに入れてみてください
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