こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
プランクなどで体幹トレーニングをやっている人は増えていますが、上手くいく人ばかりではないようです。
・体幹トレーニングの指導してもらっているけど、なかなかパフォーマンスが上がってこない。
・取りたいポーズがあるけど、肩周りに力が入り過ぎてくる。
・かえって腰を痛めた。
などなど、みなさん苦戦されているようです。
それもそのはず。プランクなどのような特定のポーズを取れば、必ず機能的な体幹を作れるという訳ではないからです。
確かに、体幹に負荷がかかるポーズや動きをすれば体幹は鍛えられますが、
その際に肩周りのアウターマッスル(僧帽筋や三角筋)をより多く使った状態では、かえってパフォーマンスを落としたり、肩や腰を痛めることがあります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
体幹トレーニングをやる前に知っておくべき知識があります。
<知っておくべき5つの知識>
体幹を鍛えている時は様々な筋肉を使っていますが、大きく分けて2種類の筋肉を使っています。
私どもが考えているインナーマッスルとアウターマッスルは文末に紹介しておりますので、ご参照下さい。1、体幹トレーニングの時は、誰でもこのインナーマッスルとアウターマッスルの両方を使っている。2、体幹トレーニングで、肩や腰を痛めてしまう人は、アウターマッスルを「より多く」使っている。3、「より多く」とは、例えば数字で表すと、アウターマッスルを70%、インナーマッスルを30%の割合で使っている状態。
4、この状態で体幹トレーニングをやっていると、インナーマッスルも使っているので、確かにインナーマッスルも鍛えられる。
5、しかし、アウターマッスルをより多く使っているので、運動パフォーマンスが下がったり、肩や腰を痛めたりする。
これらを知ると、あとはインナーマッスルを「より多く」使うにはどうしたら良いかという事が気になるかと思います。
<インナーマッスルをより多く使うための体操>
いきなり体幹トレーニングをやっても、アウターマッスルを「より多く」使ってしまっては意味がありません。
事前にインナーマッスルを高めておくことが大事になります。
ここでは、インナーマッスルの1つである脇の筋肉(前鋸筋)の方法をお伝えします。
・脇に手を入れて脇の内側と後ろ側を掴む。
・掴んだまま、腕を後ろに5回まわす。
・次に前に5回まわす。
動画はコチラ↓
https://youtu.be/rAkCAfS3zsY
この体操をやった後に、体幹トレーニングを行ってみて下さい。
いつもより肩や腰に負担なく、出来ていると思います。
簡単ですから、体幹トレーニングの前には必ず行う事をおススメします。
・身体を痛めないために、今までとは違う解剖の知識がほしい
・全身を使う体幹トレーニングには、筋肉のつながりを知るべきと思っていた。
<インナーマッスル>
大腰筋(背骨から股関節についている筋肉)、横隔膜、腹斜筋(斜めの腹筋)、前鋸筋(脇の筋肉)など。
<アウターマッスル>
大腿四頭筋(太ももの前側)、腹直筋(真ん中の縦の腹筋)、大胸筋(胸の筋肉)、僧帽筋(肩コリの筋肉)、三角筋(肩周りの筋肉)など。
こちらをクリック
体軸のインスタをチェック
ご質問や体軸に関するご質問はコミュニティにてお待ちしております。
初歩的な内容でも大丈夫ですので、お気軽にご質問ください。
例:どうしたらパフォーマンスが上がりますか?
↓
コミュニティに参加して質問する
*承認ありがとうございました。
などはお気持ちだけで結構ですので、コメント欄にはご質問のみご記入お願いいたします。
最新記事 by 体軸コンディショニングスクール (全て見る)
- ビックボスの秘策⁉新庄監督から学ぶ姿勢の極意 - 2022年3月10日
- こどもの運動神経が良くなる肩甲骨の使い方 - 2022年3月8日
- 靴底で分かるこどもの歩き方の特徴 - 2022年2月22日
コメントを残す