こんにちは。体軸コンディショニングスクールの藤田です。
最近、めっきり寒くなりましたね。
私はホッカイロをお腹や腰に貼っています。
お腹や腰は身体の中心にあたり、
上半身と下半身を繋いでいるために大変重要な場所です。
ここを温めることで、
体幹が冷えて固まらないようにしています。
今日はやじろべえやシーソーのような、
力学的視点から体幹部についてお話をします。
例えば、 体幹部が右に傾くと
右側の胸郭は肋間が縮む形になり、
胸郭や呼吸の偏りが生まれます。
この状態では腹圧は高まりづらい状態です。
そして、右側の腰から股関節に付着する
大腰筋や多裂筋は縮こまり、働きづらくなります。
かわりに、右太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)や
外側の筋肉(大腿筋膜張筋)を固めて緊張を作り、
体幹部を支えようとします。
これは、物理的に、力学的にそうなります。
このように、体幹の左右への傾きが強くなった場合、
インナーマッスルの機能は低下してきます。
そして、下肢のアウターマッスルを働かせながら身体を支えはじめます。
そうならないためには、左右前後に偏りがない体幹部が理想になります。
言い換えると、左右の下肢でバランスよく体幹部を支えている状態です。
体幹部に偏りがないかどうかをチェックするためには、
以下のような項目を見てみて下さい。
・極端に上肢の屈筋、もしくは伸筋が緊張している状態になっているか。
・頭を左右に傾ける際に、左右差があるのか。
・脇腹のくびれで、片側のくびれが少なくなっているか。
・椅子に座った状態で体幹部を左右に側屈して、左右差があるのか。
評価の結果、一つでも当てはまる方は、
傾きが大きい側の太ももの前側や外側が硬くなり、圧痛があるかもしれません。
ぜひ、一度、ご自身の身体やどなたかの身体をチェックいてみてください。
結構、左右差があって、体幹の筋肉は使えていませんよ。
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他にも、腕と体幹の関係性があります。
また、腕や太ももからのコンディショニングもあります。
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