トレーニングと腸力の関係性

こんにちは。
体軸ピラティスセラピストの吉田です。

普段ピラティスを中心としたエクササイズやトレーニングを指導したりすることが多いのですが、例えば苦手な動きだったりできないトレーニングがあると、「筋肉がないんだな」とほとんどの人が思っています。

もちろん、単純に筋力不足の場合もありますし、筋力ではなく筋肉の使い方の問題だったりもしますが、意外と関係していることとして、「腸力」があるのです。

トレーニングと腸力の関係性

トレーニングと腸力は一見関係がなさそうですが、実はかなり関係性が深いです。

まず、腸は内臓の1つです。

筋肉には骨格筋、平滑筋(へいかつきん)、心筋
の3種類があるのですが、内臓はその中の平滑筋にあたります。

骨格筋は自分の意思で動かすことができますが、
平滑筋は自分の意思で動かすことはできません。

自分の意思では動かすことができませんが、内臓は腹膜を介して骨格筋、特にインナーマッスルとのつながりを持っています。

つまり、トレーニングで鍛えたい筋肉に直接関わるわけではありませんが、間接的に内臓も関わるということになります。

例えば、腸力の低下(=腸の動きの悪さ)があったとしましょう。

腸の動きが悪いということは、腸の筋肉があまり動いていない、ということになります。

つまり、その筋肉は固まっているとも言えます。

腸の筋肉が固まると、そこから繋がりがあるインナーマッスルが働こうとするときに制限がかかることになります。

インナーマッスル自体に問題がなくても、腸力の低下によってインナーマッスルの機能が半減し、トレーニングの効果が薄れてしまうのです。

もしトレーニングの効果を最大限にしたいときは、腸力を上げるために、腸をもんでほぐしたりや腸のストレッチをしてみましょう。

 

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吉田は体軸理論を学ぶオンラインコミュニティの主宰やスクールでレッスンなどを通して体軸理論を広めていくための活動をしています。
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