こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの山根です。
治療で施術してて、動きは良くなったけどなぜか痛みが取れない、、、
毎回、施術をすると治る時と治らない時の差が激しい、、、
施術をしているとこういった経験をされたことは一度や二度と誰しも必ずあると思います。
僕も3.4年前までは、様々なセミナーや勉強会に行って治療法や理論を勉強して体得しましたが、実際の現場に立ってみると、理論通りの結果が出せなかったり、治る時と治らない時の差があったりしてなかなか自信がつかなかったことがありました。
施術者側からすれば、施術をしている以上常に自信がある状態で施術をしていたいですよね。
そして、もっと言えば、常に結果を出し続けて患者さんやクライアントさんからの信頼得たいのではないでしょうか。
けれど、実際は同じように評価したり、施術しているはずなのに、思った通りに結果が出なかったり、結果にバラツキがあったりします。
なぜ、同じように評価や施術をしているのにそういったことが起こってしまうのでしょうか。
評価や施術には特性がある
現場や勉強会などで学んでいく中で知ったのですが、評価や施術には特性があります。
例えば、良くある脚の評価でSLR(ストレートレッグレイズ)というものがあります。
この評価は仰向けに寝た状態で、膝を真っ直ぐに伸ばし、片脚を挙げてもらうというものです。
一見、単純に見えるテストですが、この評価にはある特性があります。
それは、どこを意識して脚を挙げるかによって脚の挙がり具合が変わってくるということです。
具体的にいうと、股関節を意識して挙げた時と膝を意識して挙げた時では、脚の挙がる角度に差があるというものです。
なぜかというと、意識する場所によって被験者側の身体の筋肉の使い方が変化するためです。
なので、どこをどのように意識して挙げてもらうかの基準を明確に持っておかないと、評価そのものが曖昧なものとなってしまい、結果に差が生じてしまうんです。
もちろん、これは施術においても同じことが言えます。
どのポイントをどのような身体の使い方で、施術をしていくかによって、相手の身体の反応は確実に変わってきます。
僕の場合、評価や施術に特性があることを知らず、基準が曖昧だった時は思った通りに結果が出なかったり、結果にバラツキがあったりということがありました。
ですが、ある講座に出てからは評価や施術に特性があるということを知ったので、基準が明確になり、施術で結果を出せるようになったり、バラツキが出るといったことがなくなりました。
そしてその基準というのが、体軸筋を働かせることができているかということです。
体軸筋を働かせることによって、体幹のインナーマッスルが働くようになるので、身体の余計な緊張が抜けて、評価をする時や施術をするときにブレがなくなるからです。
なんでもそうかもしれませんが、明確な基準を持って、評価や施術していく。
このことは、常に結果を出し続けて、患者さんやクライアントさんからの信頼を得ていくにあたって、かなり重要なことになってきます。
なので、もしあなたが現場でなかなか結果を出せなくて、自信がつかない、なかなか相手からの信頼を得られないと感じているなら、明確な基準を自分の中に持てているかどうか。
ここを振り返ってみるといいかもしれませんよ。
P.S
評価や施術の特性を知ったうえで、施術できるようになりたいといった方はこちら。
明確な基準を自分の中に作ることができるので、施術で安定して結果が出せるようになり、最終的に患者さんやクライアントさんからの信頼を得られるようになります。
最新記事 by 体軸コンディショニングスクール (全て見る)
- ビックボスの秘策⁉新庄監督から学ぶ姿勢の極意 - 2022年3月10日
- こどもの運動神経が良くなる肩甲骨の使い方 - 2022年3月8日
- 靴底で分かるこどもの歩き方の特徴 - 2022年2月22日