ヨガをやっても腰が辛い

こんにちは。
体軸コンディショニングの太田です。

ヨガをやっているのに、『腰が辛い、脚が重く辛い、、、』という方がいます。

そういう方の立ちポーズの取り方を見ていると、一見、問題なくポーズが行えている風に見えるのですが、大抵、足の指を力強く持ち上げてしまう癖がある、もしくは足のアーチが潰れてしまう方が多いです。

まず、足裏を支える代表的な筋肉は、前脛骨筋、後脛骨筋、長腓骨筋があげられますが、これらの筋肉が弱いと足のアーチが潰れやすく、いわゆる扁平足になります。

そして、それを補うために、足の指を持ち上げ、足のアーチを作ろうとしますが、これだと、つま先立ちと同じような筋肉の使い方になります。

前脛骨筋の優位度をあげ、後脛骨筋とと長腓骨筋の優位度が落ちる状態です。

 

つま先立ちは、どうしても前脛骨筋の優位度が上がります。

前脛骨筋は、腸脛靭帯・大腿筋膜張筋・大腿四頭筋へと連結し、さらに、中臀筋・大臀筋・腹直筋へと筋連鎖しています。

いわゆるカラダの表層に近いアウターマッスルの筋連鎖が優位になってしまうのです。

 

この状態で、カラダの負担が出ていなければいいのですが、大抵、腰や脚に辛い状態が出てきます。

なぜなら、本来使うべきインナーマッスルが使えず、無駄にアウターマッスルでカラダを支える癖が付いているからです。

ここで、後脛骨筋と長腓骨筋の優位度をあげて足のアーチを作ることで、インナーマッスルの優位度を上げることができます。

後脛骨筋と長腓骨筋は、ハムストリングスや内転筋群など、いわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉と筋連結していルため、インナーマッスル優位にカラダが使えるようになるのです。

 

では、後脛骨筋と長腓骨筋を優位に使うためにはどうすればいいのでしょうか。

それが足裏のクロスポイントをほぐす、押しながら指を握ったり、開いたりする動きを入れることで変わります。

足裏のクロスポイントは後脛骨筋と長腓骨筋が交差する場所になり、刺激を入れることで、その筋肉を使いやすくしていきます。
しかし、これだけでは足りません、そこから股関節までの繋がりを作ることが必要になってきます。

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