こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの馬場です。
先日のメルマガで、
テレビ大好きで運動嫌いの夫(43歳)が
唐突に、超高速の猫と牛のポーズの練習をし始めたことをご紹介しました。
そんな夫が、翌朝、急にスクワットをし始めたんです。
「最近、脚が貧弱になってきたんだ」
そう言いながら必死に練習をしていました。
これもまた、スッ!ハッ!スッ!ハッ!
と超高速でやっていました。いつまで続くんだろうと思いながら眺めていたのですが、
回数を重ねる毎に、腰と膝に負担がかかっていたので、
スクワットを効果的に行うコツを教えてあげることにしました。
スクワットを行うときのポイントとして
・肩を下げる
・膝がつま先から前に出ないようにする。
・股関節を支点にする。
この三点が基本ですが、体軸筋(インナーマッスル)に効かせるためには
更に追加で、気を付けるべきポイントがあります。
そのポイントは、
・肘は大転子方向に下げて、耳と肩を離す。
・腹直筋はカチカチに固めない。
・立位で、坐骨の高さをキープしたままお尻を後ろに突き出す。
こうすることで、
内転筋群やハムストリングス、骨盤底筋群などの体軸筋に効かせたスクワットを行うことができます。
なぜかというと、
肘を下げることで、前鋸筋を優位にし、腹直筋をゆるめることで、大腰筋を使いやすくします。
更に、その状態で坐骨の高さをキープしながらお尻を後ろに突き出すことで、
骨盤底筋群、内転筋群、ハムストリングスを優位に働かすことができます。
これらの体軸筋を優位にすると、最小限の筋出力でトレーニングを行いながら、
疲れにくい身体づくりを行うことがでるのです。
これらのコツを夫に伝えると、
「おぉ~、楽にできる。これは凄い!」
そう言いながら、5分ほど一生懸命続けたところで
出勤時間になり、いつもより軽快な足取りで出勤していきました。
この時、身体が軽くなったことが嬉しかったようで、
その後も、体軸筋を優位にしたトレーニングを練習するようになりました。
運動が嫌いだったり、苦手な方でも、
コツさえ掴んでしまえば、たった5分で身体の変化を感じることができるようになります。
体軸筋を優位にするトレーニングを習得して、疲れにくい身体をつくりたい、
身近な人や、生徒さんに、もっと健康的な身体になってほしい、
そう思う方は、こちらの講座をチェックしてみてくださいね。
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