O脚を治、靴を変えたり、ストレッチしたり、道具を使って矯正したことありませんか?
そして、色々試してみたものの元に戻ってしまって、O脚はなおらないと諦めてませんか?
たぶん、O脚の特徴的な筋肉の状態を知らないから、そして、それを踏まえた体操をしなかったから
効果がでなかっのだと思います。
今回は、O脚の原因とその解決方法を説明していきます。
<O脚の状態>
原因は色々言われていますが、O脚の方の筋肉の状態はみなさん同じです。
O脚の方の筋肉の状態を簡単に言うと、
・太ももの外側と前側の筋肉が固くなっている。
・太ももの内側と裏側の筋肉は使えていない。
この2つだけなんです。
この2つに対して、ストレッチしたり矯正したり、
弱い筋肉を鍛えたりしているのですが、その方法では良くならない方が多いようです。
これを読まれている、あなたやあなたの患者さんも同じなのではないでしょうか?
では、なぜストレッチや単純な筋トレだけでは治らないのでしょうか?
<筋肉のつながりまでを考えた筋力トレが重要>
ストレッチや筋トレだけでは治らない理由は、
太ももの内側と裏側の筋肉を使える状態にしていないからです。
ここで重要なことは、
「使える状態にする」ということです。
どういう事かというと、
「弱い筋肉があるから、その筋肉を鍛える」と
いうだけではダメなのです。
筋肉は単体で働く訳ではなく、
筋肉同士の「機能的なつながり」があって、いくつかの筋肉が同時に働くのです。
そしてO脚をなおすためには、
太ももの内側と裏側の筋肉と
「機能的につながっている筋肉」を、働かせる必要があります。
そうすることで、初めて「使える状態」の
筋肉になるのです。
使えていない筋肉を鍛えるだけでは、
ダメな理由がこれで分かりましたよね?
<機能的な筋肉のつながり>
太ももの内側と裏側の筋肉は、以下の筋肉とつながっています。
・骨盤の底についている筋肉(骨盤底筋群)
・みぞおちから脚のつけ根にある筋肉(大腰筋)
・みぞおちにある横隔膜
これらはインナーマッスルでもあります。
この筋肉も使うことが重要ですが、
身体の奥深くにあるため、上手く鍛えられない方が多いようです。
今回はあるポイントを使って体操することで、
このインナーマッスルと、太ももの筋肉のつながりを作っていきます。
<太ももとの筋肉のつながりを作る体操>
最初に1つのポイントを使って、つながりのあるインナーマッスルを刺激しておきます。
〔みぞおちのクロスポイント〕
https://youtu.be/TZDr1ZVrxW8
次に、太ももの内側と裏側とインナーマッスルを連動させる体操を行います。
〔太ももスッキリ O脚改善体操〕
https://youtu.be/bTWEkG2rNYg
太ももの内側や裏側を触るだけでなく、軽くたたいて刺激を入れるとより効果的です。
これらをやることで、太ももの弱っている内側と裏側の筋肉を使える状態にすることができます。
そうなるとO脚やガニ股は改善し、
外側と前側の固くパンパンに張った筋肉は柔らかくなり、美脚になります。
骨盤の歪みや膝の痛みにも有効ですので、
このような悩みを持つお友達にも教えてあげて下さい。
他にも、身体に関する情報はたくさんあります。
https://fs223.formasp.jp/p642/
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