体幹が安定する4つのポイント

体幹を強くするためにトレーニングをしている人は多くいますが、それにもかかわらず、ちょっとしたことでバランスを崩したり、すぐに疲れて姿勢が悪くなったりする人がいます。

そういった方は、ある身体の4つのポイントを意識するとそれらを簡単に解消することができます。

体幹とその4つのポイントの関係を解説しながら体幹を強くする方法をお伝えしていきたいと思います。

体幹が強いとは筋肉の強さのこと?

体幹の強さに関して、少し考えて見ましょう。

約1年前のニュースですが、白鴎杯という小学生の相撲の世界大会で30kgの子が70kgの子に勝ったというものがあり、そのときの解説者が30kgの子に対して「この子、体幹強いわ!」と話していました。

実際の動画はこちら

おそらく、この「体幹が強い」という言葉は、皆さんも何気なく使う言葉ですが、改めて「体幹が強い」とはなんでしょうか?

改めて聞かれると、うまく答えられない人も多いと思いますし、シンプルに「体幹が強いっていうのは体幹の筋肉の強さのこと」と答える方もいると思います。

しかし、体幹の強さが筋肉の強さであれば、筋肉が大きい方が強いということにもなり、つまりは体格が大きいと強いという意味合いにもなってしまいます。

そうなると、今回の参考の動画では、体格が小さい子が体幹が強いというのが当てはまらなくなってしまいます。

つまり、体幹の強さは筋肉の強さではないのです。
結論から言うと、「体幹の強さ」と言うのは「体幹が使える」ということになります。

体幹を使うための4つのポイント

では、「体幹が使える」を考えてみましょう。

体幹とは読んで字のごとく、「体の幹」です。

手足を枝とするなら、胴体の部分が幹であり、まさしく体幹は胴体を指すことがほとんどです。

体幹の強さが筋肉の強さであれば、この胴体の部分の筋肉を筋トレとかして強くすればいいのですが、体幹の強さは筋肉の強さと言うわけではないため、それではなさそうです。

重要なポイントは、この胴体の部分の体幹をどうやって使うかということにあります。

体幹を使うというのは言葉だけではわかりにくいですが、身体の部位で言うと脇と股関節を意識して、そこを使って動けているかどうかなんです。

脇と股関節は左右合わせると4つですが、この4つのポイントは体幹を使うために必要な筋肉のつながり(筋連鎖)に深く関係します。

その関係性は後ほど解説しますので、まずは脇と股関節を使う簡単なエクササイズを2つ紹介します。

脇と股関節を使うエクササイズ

脇のエクササイズ

股関節のエクササイズ


まずはこのエクササイズから脇と股関節の意識を高めていきましょう。

実際に実践してみるとわかりますが、例えば歩く動きでも実践後では全然違うと思います。

それが「体幹が使えている」状態であり「体幹が強い」状態での動きになります。

脇と股関節と体幹の関係性

ここからは体幹を使うために必要な筋連鎖について考えていきましょう。

先ほどの脇と股関節を改めて感じてみると、その4点を囲む部分は胴体とほぼ同じになります。

胴体は言い換えると脇と股関節なのです。
脇と股関節は筋肉でいうと、前鋸筋ー腹斜筋ー腹横筋ー横隔膜ー大腰筋というインナーマッスルの筋肉の繋がり、筋連鎖を示します。

前鋸筋ー腹斜筋
腹斜筋ー腹横筋
腹横筋ー横隔膜

横隔膜ー大腰筋

体幹が強いというのは筋肉の強さではなく、体幹が使えているということであり、それは脇とそ股関節を使って動けているということ、そしてそれはインナーマッスルの筋連鎖が作られるということということです。

そこを理解して体幹の強さを考えることができると、今までのトレーニングでも脇と股関節を意識するだけ、バランスを崩しにくくなったり疲れにくく姿勢も保てたりと、体幹の強さを肌で実感することができます。
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Bodyline School 代表

<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト

医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。

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