肉離れの原因と体幹の筋連鎖

こんにちは。
体軸コンディショニングの山川です。


もう2月半ばですね。
もうちょっとすると春になり、
学校によっては運動会があって、
それと一緒に(腿裏の)肉離れなんかの怪我をするお父さんが増えますよね。


急に走ったからでしょ〜と
なんとなくすぐに理由が分かると思います。


では、普段走っている学生スポーツ選手なんかはどうでしょう?
ウォーミングアップやクールダウンをしっかりしていても、肉離れをする選手がいます。


ウォーミングアップもしてるから急に走ってませんよね?
疲労から来た?
でもちゃんとクールダウンしてましたよ?


じゃあ何が原因なの?というと、、、

・左右のハムストリングス(腿裏筋)の筋バランス
・クァッド(腿前筋)とハムストリングスの筋バランス
・ハムストリングス近位部(お尻側)と遠位部(膝側)の優劣バランス
・ハムストリングスと臀筋の運動リズムの崩れ

などなど、ハムストリングスの肉離れを知っている人はこのようなことを考えると思いますが、
これらを一言で言ってしまうと、
“体幹と脚が繋がっていない”んです。


筋肉の繋がりでいうと筋連鎖があります。
股関節の伸展動作をするときの筋連鎖を考えると、
ハムストリングス – 臀筋群 – 背伸筋群が一般的に言われます。
じゃあこれを連動させると良いのかというと…これではまだ連動してません。


原因の一つにもあった拮抗筋との関係から、
拮抗筋側の筋連鎖も体幹と連動させないと、
脚と体幹の連動にはならないんです。


その前後の筋連鎖がうまく連動していると、
速くも走れるし、怪我もしにくい身体になります。
しかし、ただ連動すれば良いかというと、ここが厄介なところで、筋連鎖の繋がり方で全身のバランスが崩れてしまうんです。


なので、トレーニングをするとき、または指導するときは、これらすべての筋連鎖が整っているのか、機能しているのかを確認してくださいね。


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<今日のブログを書いた人>

山川公平
体軸コンディショニングスクール
統括マネージャー

学生と社会人でアメフトをしていたおかげで、
太っても痩せても見た目は体育会系。

運動は好きだけど汗をかくのは嫌い、
スポーツは観戦するよりやりたい派、
だけど趣味は映画と漫画のインドア派、
という変わった人。

それもあってジムには行かず、
日常生活の中で身体を鍛えている
やっぱり変わった人。笑

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山川公平

体軸コンディショニングスクール
統括マネージャー

学生と社会人でアメフトをしていたおかげで、
太っても痩せても見た目は体育会系。

運動は好きだけど汗をかくのは嫌い、
スポーツは観戦するよりやりたい派、
だけど趣味は映画と漫画のインドア派、
という変わった人。

それもあってジムには行かず、
日常生活の動きの中で身体を鍛えている
やっぱり変わった人。笑