ヒップアップはもも裏を鍛える

ちょっと前から、ヒップアップをするためのトレーニングが流行っていますね。

そんなキュッと引き締まったお尻を手に入れるために、お尻を意識してトレーニングをしている方が多くいます。

しかし、お尻を意識して鍛えたは良いものの、お尻が上がらなかったという声をよく聞きます。

腰を痛めてしまったという方も中にはいらっしゃいます。
なぜ、こういったことが起きるのでしょうか。

お尻の筋肉とヒップアップ

ヒップアップをするトレーニングとして、仰向けでお尻を上げる運動があります。
この運動を基に考えていきましょう。

まず、お尻の筋肉は「大殿筋」と呼ばれる筋肉です。
大殿筋は股関節を伸展(後ろに動かす)する働きがあります。
ヒップアップのようにお尻を上げる動きがまさにそれです。

もう1つ、足を外側にひねる動き(股関節の外旋)もあります。
また、筋肉は隣り合ったもの同士で繋がりを持って連動して働くという特徴があり、お尻の筋肉は太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋)とも繋がって働きます。

つまり、お尻の筋肉が働けば、太腿の外側の筋肉も働きやすいということです。
そして、この太ももの外側の筋肉は、膝を動かす太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)とのつながりもあるため、結果的にお尻よりも膝の筋肉をたくさん使ってしまうのです。

このように考えると、お尻揚げの運動でお尻の筋肉を使っても、結果的に膝の筋肉を使ってしまうためヒップリフトにつながりにくくなるということになります。

ヒップアップはもも裏を使う

では、ヒップアップに必要な筋肉はお尻ではなくどこになるでしょうか。
結論から言うと、お尻の付け根あたりのもも裏の筋肉(ハムストリングス)です。

お尻の付け根あたりのもも裏の筋肉は、だいたい坐骨の下あたりになります。

もも裏の筋肉は、内腿の筋肉(内転筋)や股関節の付け根の筋肉(大腰筋)といった股関節の内側にある筋肉とつながりがあるため、股関節を中心に使うことでお尻もより動かすことになります。

お尻上げの運動でもも裏の筋肉をうまく使うことができれば、膝ではなくお尻がちゃんと使われるのです。

さらに、内腿の筋肉も使うので、O脚解消にもなりやすいです。

ヒップアップトレーニングをする前に、試しに以下のワークを行ってみてください。

1.足を腰幅に広げ、つま先を前に向け、足の位置を揃える。
2.股関節のV ラインの真ん中(恥骨の横)を触りながら股関節を曲げてお尻を後ろに引く。この時裏ももが伸びているのと足の裏のアーチが引き上がっている感覚を確かめる。
3.股関節を視点に元の位置に戻っていく。
4.これを10回繰り返す。

動画はこちら

ヒップアップですが、お尻の筋肉ではなくもも裏の筋肉を使うことがポイントになることを、簡潔にお伝えしました。

キュッと引き締まったお尻を手に入れるために、ぜひもも裏の筋肉を意識してトレーニングしてみてください。

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