裏ももをさすれば歩きやすさは変わる

立ったり歩いたりと様々な動きにおいて、足を膝関節を意識して使う人は非常に多いです。

しかし、膝関節を中心に動くと、実は動きが硬くなったり痛めたりすることにつながりやすくもあります。

動きやすさは膝関節ではなく股関節を意識することが重要であり、その理由を簡単な例を交えながら話していきましょう。

膝関節と股関節で動きが変わる理由

早速簡単な例から紹介します。
今回は立ち上がる動きを例にしてみましょう。

・膝に手を突きながら立ち上がる
・股関節の前に手を置きながら立ち上がる

この2つを行ってみてください。

立つときの動き出しや立ちやすさが違ったはずです。

なぜ、手をつく位置によって、動きやすさが変わるのか、、、

なぜ、膝に触れているか股関節に触れているかで動きやすさ変わってくるのでしょうか。

それは、それぞれの部分に付いている筋肉の違いによるものです。

まず、膝に触れていた場合になりますが、膝についているのは大腿四頭筋という前ももの筋肉になります。

この筋肉は立ち上がるときに膝を伸ばす役割を持つ大事な筋肉ではあるのですが、この筋肉が働きすぎてしまうと、関節の動きをスムーズにする役割を持つインナーマッスルの働きが抑えられてしまうため、動きがぎこちなくなってしまい動きにくくなってしまいます。

また、インナーマッスルが働かなくなった分を大腿四頭筋でカバーするようになるため、一つの筋肉にかかる負担が大きくなってしまい、疲れやすくなります。

実際に膝に手をついて立ち上がったときは、動きにくく、力を入れて動こうとしないと立ち上がれなかったと思います。

しかし、反対に股関節に触れた状態で立ち上がったときは、膝に触れていた時よりもスムーズに立ち上がれたのではないでしょうか。

これはなぜかというと、股関節に付いている大腰筋というインナーマッスルに触れたことによって働きやすくなったからです。


また、大腰筋は裏もものハムストリングスや内ももの内転筋といった下半身の筋肉とも繋がっています。

立ち上がるときにそこまで力を入れずともスムーズに動くことができるのは、股関節を触ることによって、下半身の筋肉を多く使って動けるようになるからなのです。

股関節を意識しやすくする股関節のワーク

日常生活の簡単な動きからスポーツなどの応用的な動きまで全ての動きが効率よく動くためには、股関節を使って動けるようにしていく必要があります。

先ほどからお伝えしていますが、股関節を意識的に使えるようにしていくことで、インナーマッスルが働きやすくなり、それによって繋がっている筋肉も使って動くことができるようになるからです。

下記の運動は股関節を使いやすくする簡単な運動です。

行う前に改めて立ち上がって動きやすさなどをチェックしてみてください。

股関節を使いやすくする運動

1.腰幅で立ち、つま先とかかとが正面にくるように一直線にする。
2.外くるぶしに意識しながら、膝をゆるめ、ビキニラインの中央を両手で押さえる。
3.手を挟むように意識しながら、お尻を後ろに引いてお辞儀をする。
4.起き上がるときは裏ももの張りを感じながら起き上がる。
5.5回ほど行う。

この運動のあとにもう一度立ち上がってみてください。
股関節を触らなくても立ちやすくなっていると思います。

この運動を通して股関節を使う習慣をつけていくことで、様々な動きに対して股関節を意識して動けるようになっていきます。
まずは1日10回程度からでいいので、1週間続けてみてください。

1週間後、股関節を使う習慣の基礎ができて、動きやすい体になっていると思います。

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Bodyline School 代表

<保有資格>
・理学療法士
・JCMA認定体軸セラピスト

医療−介護−障害福祉の事業をする会社のマネージャー職。
理学療法士、ピラティス、体幹トレーナー、第1種衛生管理者で動きの専門家。
ビジネス全般、IPO、M&A、組織作り、育成・教育。ビジネスができる身体を。

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