皆さん、こんばんは。
体軸コンディショニングの藤田です。
花見が真っ只中になり、新たなスタートの季節になりましたね。
最近の私は、毎週勉強会を受けに行ったり、 勉強会の講師をしています。
勉強会に行くと、受講生の誰かがモデル役になり、姿勢や歩行をみて評価し、治療介入による変化を見たりしてます。
そんな中で今日はケースの紹介をします。
一般的に多くのセラピストさんは、 歩行動作をチェックした後、安定しない側の下肢に介入しようとします。
グラグラする側の足関節のアライメントを整えたり、 股関節の外転筋を使うアプローチしたりします。
しかし、勉強会のモデル役の方はそのアプローチを受けた結果、余計に歩行やランジが不安定になってしまいました。
私の評価としては、原因が下肢よりも全体のバランスを崩してる場所が他の部位にあるのをみて分かっていたので、「当然だよね…」と思っていました。
実は、意外と大事なのが、上半身のバランサーになる肩甲帯や上肢です。
分かりやすく言うと、肘から肩甲骨にかけてです。
頭と肩甲帯(肩甲骨と上肢)でバランスを取れてないと、上半身を運ぶ下肢に負担がかかります。
モデル役の方の不安定な下肢側とは反対側の肘と肩甲帯を、1、2分ちょこっと調整するだけで、 歩行やランジが安定して、腕の振りもスムーズになりました。
このように、しっかり局所と全体を診て、 それぞれの関係性を踏まえて原因にアプローチしないと、改善に繋がらないという現象を再認識しました。
体軸理論では、このような関係的な診方を重要視していて、その方法を学ぶことが出来ます。
ひとの身体を良くしたい、結果を出したい人は、 まずはこの視点を持てるようになりましょう。
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