腰痛で腰をかばうと膝が痛くなるのはなぜ?

こんばんは。
体軸コンディショニングトレーナーのやまちゃん(山崎)です。

私は高校時代バレーボールをしていました。

ポジションはセッターで、セッターとはトスを上げる専門のポジションです。

ネットに張り付いて真ん中で手を上げてボールを呼んでいる、アレです。

昔話になりますが高校3年の春の大会前に、アタッカー陣が続々と腰痛になった時期がありました。

しかし、春の大会前だったので、殆どの選手は痛み止めを飲んだり、コルセットをつけて腰をかばってプレーをし続けていました。

そうすると次はみんな膝を痛め出したのです。

腰痛で腰をかばって、次は膝を痛める。。。

結果、春の大会は散々な結果に終わりました。

それを今、体軸コンディショニングトレーナーの立場から分析すると、実によく理解できます。

なぜ腰痛で腰をかばうと膝まで痛くなるのかについて、紐解いていきましょう。
 
 
  
《腰痛になると筋肉のバランスが崩れる》
 
腰痛になると身体の筋肉は本来のバランスを失ってしまいます。
 
どのように筋肉バランスが崩れるのかと言えば、全身のインナーマッスルと言われる身体の深層にある筋肉の機能が低下してしまいます。
 
一方で、全身のアウターマッスルと言われる表層の筋肉が過剰に働いてしまいます。
 
つまり、インナーマッスルとアウターマッスルの筋肉バランスが崩れてしまうという事です。
 
本来私たちが不自由なく身体を自由に動かす際、インナーマッスルがより働くことで身体を安定させ、アウターマッスルはさほど使わず、全身の運動を制御しながら行なっていきます。
 
腰痛になると、このバランスが破綻した状態に陥るため、身体は色々な箇所にストレスが集中するようになり、腰以外の場所に二次的に痛みや違和感を引き起こしてしまいます。
 
  
《腰痛で腰をかばって膝が痛くなるのは大腿四頭筋が原因》
 
中でも多いのが、腰痛になり腰をかばって仕事などをしていると、夕方ごろには膝が痛くなります。
 
なぜなら、腰痛になると腰を含む体幹のインナーマッスルが上手く働かなくなるので体幹は更に不安定になります。
 
この体幹の不安定性を体幹以外の股関節や膝でかばうようになるのです。
 
 
その中でも股関節から膝にかけて伸びている大腿四頭筋は、大きな筋肉であり、かつアウターマッスルであるため、腰や体幹の不安定性をかばってくれる重要な筋肉なのです。

しかし、この大腿四頭筋が過度に働きすぎることで、膝の痛みを引き起こします。
 
実際に腰痛の方の大腿四頭筋を触ってみると、筋肉が硬かったり、過度に働いているため圧痛があったりします。
 
余談ですが、この状態で大腿四頭筋をマッサージしたりストレッチしたりして過度に緩めてしまうと腰痛が悪化するケースがあります。
 
なぜなら、大腿四頭筋を過度に働かせて腰をかばっていたので、そこを緩めてしまうと腰をかばうことができなくなるため、腰痛がぶり返してしまいます。
  
では、どうすればいいのか?
 
大腿四頭筋の裏側に位置するハムストリングスを働かせるようにすればいいのです。
 
ハムストリングスは、体幹のインナーマッスルである大腰筋と機能的なつながりがあります。
  
そのため、ハムストリングスと大腰筋が連動する事で体幹の安定性を再構築し、結果的に大腿四頭筋の過度な活動を抑える事ができます。
 
  
《腰痛にも膝痛にもならない身体を手に入れる鍵は、ハムストリングスにある》
 
最後にハムストリングスと大腰筋を連動させて腰痛と膝痛の両方に効果的なワークをご紹介します。
 
[割膝ワーク]
 
1、まず立った状態から1歩足を前に出します。
この時、つま先は進行方向に向け、膝を軽く曲げます。(足首と膝が床と垂直になるように)
 
2、前に出した足のそけい部を手で軽く押さえ、そけい部を折りたたむように身体を曲げておじぎをしていきます。
 
3、この体勢の状態で、もも裏の筋肉をグーで10回叩きます。
 
4、その後、そけい部から身体を起こします。
 
5、この動きを3回繰り返し、かつ反対の足でも同じように行います。
 
*この動きの中で腰痛が強くなる時などは控えてください。
 
 
普段からハムストリングスと大腰筋を連動させて使う身体の使い方を身につけておくことで、腰痛になりにくい身体、また腰痛になっても二次的な膝痛などを引き起こしにくい身体へと変わっていきます。

たったこれだけのワークをしっかりとやり続けていくことで変わります。

もし10年前にタイムスリップができたら、心底チームのみんなに伝えたいです。

春高バレー出場も夢ではなかったかも知れません。

ただ過去には戻れないので、これからを生きる人たちにこの体軸理論を広く伝えていこうと思っています。

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