おはようございます。
体軸コンディショニングトレーナーのやまちゃん(山崎仁史)です。
最近ホント、
「忙しくて首が回らない」
やまちゃんです。
普段のデイサービス勤務に加え、今やっている団体の全体の運営管理、今新しく構築しているサービスの開発や家の前の雪かきなどなど…
私がいる福井は、みんな雪かきに時間取られています!
そんな状態が続いていると首が回らなくなる訳です。
忙しくてやる事が一向に片付かない様を「忙しくて首が回らない」というのですが、
面白いことに、忙しくて自律神経が高ぶっている人は、呼吸が浅くなり、首まわりの筋肉が硬くなりやすいため、本当に首が回りにくくなってしまいます。
ですので、やまちゃんも絶賛首が硬くなっております。笑
首が上手く回らないくらい、首の筋肉が硬くなると、首の詰まり感を強く感じる事があります。
この首の詰まり感は放っておくと、頭痛を引き起こしたり、手のしびれの原因になったりするので、
気付いたらしっかりとほぐして素早く詰まり感を取り除く事が大切です。
そんな首の詰まり感を引き起こす原因と全身との関係についてです。
今回はそんな首の詰まり感を引き起こす原因と全身との関係を紐解いていきます。
《首の詰まり感は首を揉んでも取れない》
首周りの筋肉の硬さは、首の筋肉を揉んだだけではなかなか取れません。
首は5〜7kgもある頭を支えているため、頭を支えるために必要な首周りの筋肉は構造上簡単には緩んではくれません。
ではどうすればいいのかと言うと、お腹の筋肉を緩めることです。
特にみぞおちのあたりを緩めることで、首まわりの緊張は取れ、首の詰まり感もなくなることでしょう。
《首とみぞおちの深い関係》
首とみぞおちには、実は深い関係があります。
私たちは頚椎と呼ばれる7つの骨で頭を支えています。
しかし、頚椎は小さい骨の集まりであり不安定な構造をしています。
そんな頚椎をサポートし頭を支えている筋肉が存在します。
その筋肉とは、頚長筋といわれる首のインナーマッスルです。
この筋肉は頚椎の骨の前面に位置する筋肉であり、首を支えるために働く筋肉になります。
頚長筋は、みぞおちに位置する横隔膜や大腰筋と言われる体幹のインナーマッスルにつながっています。
みぞおちが固まってしまうとこの横隔膜や大腰筋も働きにくくなり、同時に先ほどの首を支えている頚長筋も働きが鈍くなってしまいます。
そうなると、首を支えるためにアウターマッスルである首の筋肉(斜角筋や胸鎖乳突筋など)が過剰に働き首周りを固めてしまいます。
そして、これが首の詰まり感を引き起こす原因となるのです。
[体感してみよう]
首の付け根(鎖骨の上あたり)を押してみてください。
そこの硬さや圧痛がないかチェックしてみましょう。
次に、みぞおち(おヘソから10㎝上)を指で押さえ、硬さをチェックします。
もし、みぞおちあたりの硬さがあれば、
指で押さえながら、みぞおちの奥に空気を入れるようにゆっくりと大きく深呼吸を5回行ってください。
みぞおち周りが少し緩んで柔らかくなってくるかと思います。
そこでもう一度、首の付け根(鎖骨の上あたり)を押してみてください。
先ほどより柔らかくなっていたり、圧痛が減っているかと思います。
このように、首と体幹には深い繋がりがあります。
そのため、みぞおちまわりを柔らかくする事で、首まわりの筋肉を直接揉まなくても間接的にほぐす事が出来ます。
もし、日々のストレスで
「首が回りにくい」
「首の詰まり感があって辛い」
という方は、首を揉むだけではなくて、上記のみぞおち呼吸法を試してみてください。
やまちゃんも、みぞおちのワークで常に首まわりのコンディショニングをしています。
簡単なコンディショニングとその理論はこちらで学べますよ。
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