おはようございます、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。
いきなり、呼吸は重要ではないというと、そんなことない!と反発する方がいらっしゃると思います。
もちろん、呼吸をすることは大事です。
ですが、呼吸をすることばかりに意識が向き過ぎて、動きがおろそかになってしまうのであれば、それは逆効果ですよね。
私はピラティスを指導していますが、ピラティスに限らず、
「腹圧を高めるためにしっかり息を吐いてください。」
「息を吐いてお腹をうすーくしましょう。」
などといった指導を耳にしたことがありませんか?
確かに、呼吸をすることで腹圧を変えることができますが、実はスポーツをするときには使えない場合があります。
[そもそも腹圧とは]
腹圧を簡単に言うと、腹部の圧力ですよね。
少し細かく言うと、横隔膜・腹筋群・骨盤底筋群の筋収縮による腹腔の内圧のことを言います。
つまり、これらの筋肉が機能的に活動していれば、腹圧は常にあるということです。
ですので、お腹を凹ませることだけが腹圧ではありません。むしろ、下手に凹ませると腹圧が抜けてしまします。
この話はまたの機会に。
これらのことを理解していれば、呼吸ばかりを意識させるような指導はしなくなると思います。
「吸って動くのか吐いて動くのか、どっちか混乱しちゃう。」
「呼吸することと動くことで、考えすぎて呼吸が止まっちゃう。」
このようなことも耳にしなくなります。
では、どのように腹圧を入れればいいのか?
答えはシンプルで、先ほどの腹圧に必要な筋肉を使う状態にすればいいのです。
全身の筋肉は隣り合った筋肉が繋がりあって、連動しながら動いています。
先ほど筋肉も同様に繋がる筋肉があります。
それらを働かせることで、連動して筋肉が活動し、自然と腹圧が入る状態になります。
そして、それらの筋肉を使いながら身体を動かすことができれば、意識しなくても常に腹圧が入った状態で運動することができるようになります。
呼吸を意識せずに腹圧を高める身体の使い方や指導方法を身につけられると、一般の方だけでなく、アスリートのパフォーマンスを上げる運動指導もできるようになりますよ。
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