こんばんは。
体軸コンディショニングの土屋です。
先週末は体軸ストレッチ講座の講師として、大阪まで行ってきました。
海外出張が多い私としては東京〜大阪間ぐらいの移動は全く苦痛ではないのですが、
隣に座っていた60代ぐらいの女性はいかにも腰痛ですって感じで腰をさすっていました。
名古屋駅の近くになると、
「あぁ〜痛い…」
などと独り言を言っては頻繁にため息をつくようになってきたので、
メルマガを書いていた私は思わず、
「腰痛いんですか?」
と声を掛けました。
すると、
「えっ、何でわかったんですか?」
と女性はビックリされていました。
施術をしてあげることで腰痛を和らげることは簡単なのですが、
なんで腰の痛みが強いのか今一度考えてみたところ、座り方が悪いことが原因だとわかりました。
なぜなら、
お尻は座面の前側にズレていて、背中は背もたれに寄りかかっていたからです。
これでは腰椎に負担がかかってしまいます。
腰椎だけではなく、その周りの筋肉にも負担がかかってしまいますので、腰椎と隣接している骨盤や骨盤周りの筋肉の動きにも影響が出てきます。
私がそんなことを考えている間にドンドンお尻が前の方にズレていき、
背もたれに寄りかかる姿勢が更に悪くなり、首の負担も増しているような姿勢になってきました。
あまりに辛さそうなので、腰に負担がかからない座り方を一緒にやってもらうことにしました。
どのような手順かと言いますと、
1、お尻のお肉をかき分けるようにして、座骨を座面につけるように座る。
2、仙骨を立てる。
3、反り腰にならない、みぞおちが張らないようにする。
このような手順をお伝えしました。
しかし、3の「反り腰にならない、みぞおちが張らないようにする。」ということがうまく出来ませんでした。
私も最初は出来ませんでしたし、本当に出来るようになるのか疑っていましたが、
クロスポイントワークをしていくうち徐々に身体の使い方に変化が現れ、みぞおちが張らないようにすることができました。
そして、今では偉そうに教えちゃったりしています。笑
特に今回の場合は、みぞおちのクロスポイントのワークが重要になってきます。
[みぞおちのワーク] ・おへそから指4本上のところを指の腹でゆっくり押し込むように押す。・痛気持ちいぐらいの強さで5回押しましょう。
・みぞおちの背中側(胸椎12番)とみぞおちを押しながら、前後、左右、回旋の動きを2、3回しましょう。
※このとき、胸椎12番の棘突起の動きが感じられるといいです。
その結果、隣の女性はみぞおちを張らずに座ることができました。
そして、驚いた顔をして、
「こんなに楽になるんですね」
「背もたれって、楽に座るためのものじゃないのね!」
このように驚かれていました。
実はこの他にも重要なポイントがあるのですが、ここから先のことを知りたい方は、
身体の使い方も一緒に学ぶことをお勧めします。
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