こんばんは。
体軸コンディショニングトレーナーのやまちゃんです。
4年に1度の冬季オリンピック、今年は韓国のピョンチャンで開催していますね!
日本人選手の活躍が期待される中、先日女子スピードスケートの高木美帆選手が見事に銀メダルを獲得しました。
そんな高木美帆選手、前回のソチオリンピックでは代表を落選し、そこから4年間今回のオリンピックに向けて肉体改造を一からやり直したとのコメントを残していました。
中でも、スケートの靴の中での「足裏の感覚」を大切にしていた、とも言っていました。
アスリートにとって、身体を動かす上で、身体の土台となる足裏の感覚は非常に重要となります。
ましてや、不安定な氷上でのスケート競技では尚更のこと。
今回は、そんな足裏の感覚を最大限に高める身体のつくり方をご紹介します。
《足裏は大切な身体のセンサー》
足裏は身体の中でも特に感覚が敏感な部位の一つになります。
また、足の細かな動きを素早く察知して身体に反応を起こさせる役割を担っています。
例えば、まっすぐ立った状態で後ろから人に押さたとします。
その時、押された人はつま先に重心が移動した瞬間に踏ん張ろうと足の指の筋肉が働き態勢を持ち堪えます。
これは、足裏の皮膚や筋肉がわずかな身体の変化に対応して態勢を崩さずに保とうとする反応です。
この反応は足裏の感覚が敏感な人であればあるほど、早くなります。
スピードスケートなどでは、氷上の滑るところでありながらスケートの刄の微妙な位置の変化が生じます。
この変化を常に足裏で感じ取りながら身体を使い続けなければならないため、足裏の感覚は非常に重要なのだと言えます。
これは、スピードスケートに限った事ではありません。
どのスポーツでも当てはまる事です。
《足裏の感覚を最大限に高める揉まずに足裏をほぐす方法》
足裏の感覚を高める方法は大きく分けて2つあります。
1、直接足の裏をマッサージしてほぐす
直接足裏を押したり揉んだりして、足裏をほぐすことで足裏の感覚を高めることができます。
特に足裏が温まっていると筋肉も活動しやすくなるためお風呂上がりのマッサージが効果的です。
また、ウォーミングアップやクールダウンの時にも行うことで足裏の感覚を高められます。
2、足裏に関連する部位をほぐす
足裏の感覚を最大限に高めるためには、1だけでは実は不十分なのです。
なぜなら、足裏の感覚を鈍くしてしまっている原因が足裏以外にもたくさん存在するからです。
そこをしっかりと整えていかなければ、どれだけ足裏だけをほぐしていても効果はなかなか得られません。
《股関節と脇をほぐして足裏の感覚を高める》
身体の中でもしっかりとほぐすことで足裏の感覚を高ることができる部位があります。
それは、「股関節」と「脇」になります。
それぞれ、以下のワークで足裏の感覚を高めることができます。
股関節をほぐすワークはこちら
「股関節」は、足裏と共に身体の重心をコントロールする働きがあります。
そのため、股関節をほぐして、股関節の動きが良くなることで足裏への無駄な力みが減り足裏の感覚が高まります。
次に「脇」ですが、一見足裏と全く関係がないように思われるかも知れません。
しかし、この「脇」の下には、前鋸筋と言われる筋肉が存在します。
この前鋸筋は身体の深部の筋肉と連結しているため、身体の安定に関与します。
脇が効いている状態=前鋸筋がしっかり働いている状態であれば、体幹が安定するため身体コントロールが良くなり、結果的に足裏への負担が減り足底感覚が高まります。
このように身体のつながりを踏まえたワークを行うと、簡単に足裏の感覚を高めることができます。
その結果、運動パフォーマンスを上げることが出来るのです。
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