こんばんは。
ブラジルの土屋です。
日本の裏側に位置するブラジルは夏ですので、当然ながら暑いです。
18時になっても25度あります。
冬の日本から来た私の身体には時差ボケと暑さがダブルで効いてきます。
人の少ないカフェでゆっくりとメルマガを書いているのですが、
隣のテーブルに座っている学生風の子がフィットネスクラブのカタログを見ています。
私も近くでいい所がないか探していたのでカタログ見せてもらいながら話をすると、
「どこのフィットネスクラブの会員になるか?」について悩んでいました。
その子は今でも通っているところはあるのですが、そこのヨガは合わないので、他にヨガができるフィットネスクラブを探していたのです。
他を探している理由は、最近新しく入ったヨガインストラクターみたいなんです。
そのインスタラクターは難しいアーサナ(ヨガのポーズ) をすることが多く、その方のヨガを受けてから腰痛になってしまったらしいのです。
ヨガで身体を痛めてしまうなんて有り得ないと思っている私は、
「えッ!?」っと思わず声を出して驚いてしまいました。
それと同時に、
「俺の教え方が原因でスタジオ会員を辞める人がいたらどうしよう…」
「俺が原因でヨガを辞めたいって人がいたらどうしよう…」
ヨガを教えている私はこのように考えてしまい、怖くなりました。
他人事に思えないので、どんなポーズでヨガをやっているか確認させてもらいました。
まず教わっている通りに「椅子のポーズ」をしてもらいましたが、
その姿を見て愕然としました。
特に問題なのは、下記3点です。
・膝が前に出てしまっている。
・反り腰になっている。
・左右の肩甲骨を寄せて腕を上げている。
まだ腰痛だけで良かったと思えるほど、各所に負担がかかっていました。
どこから改善していこうか悩みましたが、次に私のやり方で実践してもらいました。
2.重心は外くるぶしの下に置き、仙骨を立てて正面を向きます。
3.両膝が両くるぶしより前に出ないようにお尻を後ろに動かします。(骨盤を後傾させる)
4.ハムストリングスを優位に働かせ、大腿四頭筋が劣位に働かせているのを確認する。(腿裏が硬くなっているか叩く)
5.脇を伸ばすように腕を上げてていきます。(肩が上がらない&肩甲骨を寄せない)
3.の動きのときは下記ポイントもチェックします。
①反り腰にならない(みぞおちを張らない)
②つま先が浮かない
③股関節支点でお尻を動かす
より細かくチェックしようとするとキリがないので、
まずはこのように誘導しました。
すると、
「全然腰が痛くないし楽にできるわよ。」
「あなたが教えているところに通いたいわ。」
笑顔でこのように言ってもらえたので、嬉しかったです。
運動解剖学の知識もあるヨガインストラクターであれば、先ほどの注意点にあった、
・膝はくるぶしより前に出さない。
・股関節支点で動かす。
・肩甲骨は寄せない。
これらの事が説明できます。
そして、相手は信頼してくれます。
特に勧誘をしなくても、あなたの所へ来てくれます。
逆に、 運動解剖学の知識がなければ、あなたのことは信頼してくれません。
腰痛を起こしてしまったら、なおさらです。
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