こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。
ピラティスを指導していると必ず耳にする股関節の詰まり。
原因は人によって様々ですが、共通していることがあります。
それは中臀筋の固さです。
中臀筋は股関節の外転が主な作用で、他にも片脚立位の時にバランサーの役割があると言われています。
ヒップアップやヒップメイクなどでお尻を鍛えることがブームになっていますが、中臀筋が股関節を詰まらせるということは誰もわかっていません。
その理由を説明する前にちょっと動いてみます。
立った状態で伸ばしたまま片脚を横に挙げてみます。
おそらく多くの方が膝やつま先が天井方向に開く外旋運動が伴うかと思います。
筋肉には連結のある筋肉と連動する特性があり、中臀筋の場合、大臀筋・梨状筋・大腿筋膜張筋・外側広筋などがあります。
つまり、中臀筋が働くと股関節の外旋筋も活発になります。
その結果、大腿骨が自然と外旋位になり、大腿骨頭が前方に出てきます。
この状態で股関節を屈曲させると、骨頭がぶつかり、詰まり感や痛みとして異常を知らせます。
他にも、股関節の屈曲運動を続けている時に出てくる股関節前面の筋肉の疲労感は、大腿筋膜張筋です。
これも、中臀筋が活発になっていることで本来補助としての活動の大腿筋膜張筋が活発に働いてしまっているからなのです。
このように、闇雲にトレーニングを重ねていると、知らないうちに怪我をしてしまうことがあります。
ですが、中臀筋を使うな!というには絶対に無理です。
そうならないように、指導者は極力使わない方向の運動指導はもちろん、疲労が溜まってしまった際の対処が出来なければいけません。
もし、あなたの周りで股関節周りの不調を訴えている人がいたら、中臀筋のリリースをしてみてください。
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