立甲の認識の違い

立甲、立甲とさまざまな団体でも取り上げていて、
その立甲している写真をSNSに載せてアピールしていたりするけれど、、

立甲ってできなきゃいけないの?
立甲ができると何が良いの?

こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

先日の講座で立甲の話をしている時に、
先ほどのような質問がありました。
実はこの質問、なかなか良い質問です。

まず簡単にお答えすると、
立甲ができると前鋸筋が使えるようになっています。
前鋸筋が使えると、拮抗関係にある三角筋や僧帽筋の余計な緊張を落とすことができます。
そして筋連鎖の観点からは、三角筋・僧帽筋・大胸筋といったアウターマッスルの筋連鎖ではなく、前鋸筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋といった体幹から下肢へと繋ぐ筋連鎖を使って動かすことができます。
その結果、肩関節がアウターマッスルで固まらず余計な負担をなくし、下肢と体幹をつないだ全身の力で腕を動かすことができます。

歩行時の腕振り、料理での腕の動き、スポーツのパフォーマンス、施術時の技術力などなど、あらゆる状況において効果を得ることができます。

このような理由から私たちは立甲ができることを勧めています。

ですが、講座やレッスンをしていると、
立甲ができるようになりたい。
どうすれば立甲できますか?
私、立甲してますか?
などと言って質問をされることがあります。

実際に講座でお伝えしている立甲のワークをお伝えし、肩甲骨を立たせることはすぐにできます。
確かにこれも立甲ですが、私たちはそれだけが立甲と言っているわけではないのです。

あくまで立甲のワークは使い方の練習であって、
それだけが立甲ではありません。

立甲のワークの使い方を常に維持したまま腕を動かすこと、この全ての肩の状態を立甲と言っているのです。

あなたは立甲ができていますか?

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