こんにちは、体軸コンディショニングスクールの藤田です。
6月に当スクールで開催される「体幹の評価とコンディショニング法」の講師を担当させて頂きます。
本講座は体軸と体幹との関係性をはじめ、体軸形成に重要な背骨と骨盤の役割や、胸郭と腹圧の関係性について2日間に渡りお伝えしていきます。
体幹の評価とコンディショニング法
今回は、体軸の重要な要素の1つである背骨の役割について説明していきます。
体軸という軸状の身体意識は体幹部の骨格の背骨の前を通過します。
この時に背骨が固まっている部分があると、軸状の意識が途中で切れてしまいやすくなります。
背骨は頚椎と腰椎が前側に弯曲し、胸椎が後ろ側に湾曲してS字になることで、バンパーのようにバネ弾力で荷重による衝撃吸収をしていますが、内臓の疲労や筋肉疲労によって背骨が固まることで、背骨全体のバネが失われてしまいます。
体軸で重要な筋肉である大腰筋を例にあげて説明します。
大腰筋は背骨では、胸椎12から腰椎4番までの腰神経との関係があります。
この高さの背骨が右側だけ固まっていれば右側の大腰筋は意識しづらく、使いづらくなります。
効果判定の評価としては、その場で立ったまま臍の高さまでモモ上げを左右で行い、重く感じた方の脚側の腰をターゲットにします。
それに対して、3つの解決方法があります。
方法
1.固まっている背骨を優しくマッサージしてほぐす。
背骨のすぐ脇を左右に横断するようにマッサージして下さい。
2.呼吸を使って背骨に動きを出す。
背骨を触りながら、そこを膨らませるように息を吸います。
3.体幹の動きを出して、背骨に動きを出す。
各背骨を触り、体幹の屈曲・伸展・回旋といった運動を行いながら固まっている背骨の動きを引き出す。
※固まっている背骨が分からない方は、みぞおちの裏側の背骨から、ヘソ下の裏側の背骨まで全部ほぐしてみて下さい。
時間ある方は1~3まで全て行うと、かなり効果を実感出来ます。
上記の運動を行った後にモモ上げをもう一度行ってみて下さい。
いかがですか?
最初と比べて、軽く脚がお臍まで上がったかと思います。
これは、筋力というよりは、背骨に可動性が出ることで神経伝達が改善されて、力が出しやすくなるので筋出力がアップするとも言えます。
また、固まっていた背骨や背骨付近の背筋が柔らかくなる事で、対応する筋肉は力が出しやすくなるという法則があります。
他にもアプローチ方法はいつくかあります。
実際に体感してみたい方はこちらの講座で、ぜひ変化を体験してみて下さい。
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体幹の評価とコンディショニング法
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