こんばんは。
ポルトガルの土屋です。
もう4月ですね。
入園、入学など、新生活をスタートする方が多いこの時期、皆さんはどのようなことを思い出されますか?
私はスポーツ推薦で他県の高校に進学しましたので、親元を離れて寮生活をスタートした時のことを思い出します。
中学卒業してすぐに慣れない環境に行きましたが、期待と緊張でドキドキしていたのを覚えています。
当時は先輩後輩の上下関係が厳しかったので同年代の方は想像できると思いますが、まあ想像以上に苦労しました。笑
1年生のころは、練習後に先輩のストレッチをするのが当たり前だったのですが、身体の硬い先輩から指名を受けたくないと常に思っていました。
このように思っているときほど身体の硬い先輩から指名を受けてしまい、
「痛いだろ!」
「もっと優しく押せよ!」
どのようにストレッチしても怒られていたんですよ。
緊張してガチガチに硬い筋肉をリリースするのが本当に大変でした。
レッスンで身体の硬い生徒さんがいると当時のことを思い出すことがありますが、今は身体が硬い生徒さんがいると逆に嬉しくなります。
なぜなら、レッスン後の身体の変化が明らかにわかりますし、生徒さんも喜んで表情が明るくなるからです。
インストラクターの皆さんは身体の硬い生徒さんがいた場合、
怒られはしなくてもストレッチをして痛がられた経験はありませんか?
例えば、前屈をしてもらっても指が床までつかない生徒さんがいたとします。
その生徒さんが前屈をしている状態で無理に背中を押して指を床につけようとすると、痛がられます。
生徒さんは背中を押されると痛くて無意識に身体に力が入ってしまいますので、逆効果なんですよね。
生徒さんに「身体の力を抜いて。」なんて言っても、痛いから力が入ってしまう訳なので力を抜くことは出来ません。
私も身体が硬くなっていた時期がありますので、既に体験済みです。
今から私と一緒に、身体が固い人の生徒さんの生徒さんの気持ちを体験してみませんか?
よくあるパターンの1つですが、前屈をしてもらうと足に力を入れる生徒さんがいます。
今回は大腿四頭筋に力を入れてしまう生徒さんに対しての対応です。
試しに、大腿四頭筋に力を入れたまま前屈をしてみて下さい。
前屈しにくいですよね?
大腿四頭筋を積極的に使うと違和感がありますよね?
この状態で背中を押されたら、足の筋肉を痛めてしまいますよね?
このように生徒さんの気持ちが気持ちがわかると、次からは前屈できない生徒さんの背中を押すのはやめようと思いますよね。
今回は事前に、大腿四頭筋をストレッチする方法をお伝えします。
1. 生徒はうつ伏せに寝る。
2. インストラクターは両手で生徒の右足首を持ち、両手の親指で足裏の真ん中を押す。
3. そのままインストラクターは生徒の膝を曲げながら、踵を右のお尻の方向へ近づけて10秒間キープする。
※両手の親指は足裏の真ん中を押したまま。
4. 前腿(大腿四頭筋)が伸びているのを確認する。
5. インストラクターは右手で生徒の右足首を持ち、左手で右足のつま先を持ちながら反対のお尻へ近づけて10秒間キープする。
6. 生徒の左足も同様にストレッチをする。
この方法で行うと、無理なくストレッチをすることができます。
アウターマッスルである大腿四頭筋を狙ってストレッチするだけではなく、足裏のクロスポイントを押さえながらストレッチすることにより、アウターマッスルの緊張を緩和させてインナーマッスルを積極的に使うように意識付けさせたのです。
すると、立っている感じもいつもと違う感じになります。
1、最初のストレッチでアウターマッスルの緊張を緩和する。
2、ヨガでインナーマッスルを使いながらアーサナをする。
3、レッスン中はインナーマッスルを積極的に使っていてもアウターマッスルも使うので、レッスン前と同様にストレッチでアウターマッスルの緊張を緩和する。
何となくイメージができましたか?
今回は前屈を例に大腿四頭筋のストレッチの1つだけしか紹介していませんが、講座ではクロスポイントを応用した全身のストレッチを紹介していきます。
ヨガのアーサナの例も出して説明していこうと思います。
このストレッチ方法をマスターすると早く生徒さんに使ってみたくなるので、身体の硬い生徒さんが来ると嬉しくなってしまいますよ。
これが体軸ストレッチ講座です
P.S.
私はいつも変化を感じていただいて笑顔になる生徒さんの顔を見るのが好きです。
講座でも受講者さんを笑顔にできるように、今から楽しみにしています。
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