アスリートの足は偏平足

こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
私は1時間半かけて通勤していたことがありましたが、立っているのがとても嫌でした。
というのも私はかなりの偏平足で、昔から立っているとすぐに疲れてしまいます。
ですので、通勤は地獄そのものでした。

どれくらい偏平足かというと、両足の裏同士を合わせたら隙間がほとんどありません。
手の小指1本も入らないくらい、足の裏同士がピタッとくっつきます。
夏のプールサイドの足跡を見ると、私の足跡はすぐに分かります。
興味がある方は、今度、講座で私にそっと声をかけてください。

別に興味はないか…(笑)

でも、偏平足には興味はありますか?
ちなみに今でも私は偏平足ですが、昔のようには疲れません。
その理由には興味があるようでしたら、続きを読んでみて下さい。

<アスリートの足は偏平足?>

土踏まずが低いと、足は疲れやすい人が多いです。
しかし、意外とアスリートには偏平足が多いということはご存知ですか?

アスリートだけど土踏まずが低い人に足には特徴があります。
それは、2つの筋肉が上手く使えているということです。
その筋肉は、後脛骨筋と長腓骨筋という筋肉です。
この2つの筋肉は足裏でクロスするように存在していて、土踏まずを支える役割をしています。

ところが、足が疲れやすい人の場合、この2つの筋肉が伸びきっていて上手く使えていないことが多いです。
結果、土踏まずが潰れているのです。
では、上手く使えていないとは、どういう状態なのでしょうか?

<筋肉には2つの収縮がある>

本来であれば筋肉は2つの収縮方法があります。

1、筋肉が伸びた状態から縮むように収縮する方法。
2、筋肉が伸びながらも力を発揮する方法。

アスリートの場合、土踏まずが低くて先ほどの2つの筋肉が伸びていたとしても、その状態で筋力を発揮することが出来ているのです。
だから一見同じように土踏まずが低く見えたとしても、アスリートは高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

ですので、足裏でクロスするように存在している筋肉を鍛えれば良いのですが、これがなかなか難しいのです。
なぜなら細長い筋肉で、普段はあまり動かさない筋肉だからです。

ではどのように鍛えたら良いのでしょうか?
今回は、特に使いにくくなっている後脛骨筋という足裏の筋肉を使いやすくする方法をお伝えします。

<股関節から足裏の筋肉を鍛える方法>

土踏まずを作る筋肉の1つである後脛骨筋は鍛えにくいのですが、この筋肉はインナーマッスルである大腰筋とつながっています。
このつながりは、アナトミートレインで言えばディープフロントライン(DFL)です。

大腰筋は股関節の筋肉ですので、以下の股関節の運動をすることで土踏まずを作っている後脛骨筋を使いやすくすることができます。

その簡単な体操はこちら 
この体操をする時のポイントは、初めは外くるぶしに体重をかけて行うことです。
すると、後脛骨筋は股関節の動きに合わせて働きやすくなります。
慣れてきたら内くるぶし側に体重をかけて、足の内側を潰すような状態で行うことです。
この体操で、この筋肉が伸びた状態でも使えるようになってきます。

足が疲れやすいのは偏平足だからと思いこんでいた方は、是非試してみて下さい。

今回の偏平足のように、
自分の身体についての思い込みは結構あるものです。
それは、正しい身体の使い方を知らないから仕方がありません。

しかし、そろそろ自分の身体に関する思い込みから脱却しませんか?
4月ですし、、、
何かを始めるには、ちょうど良いタイミングです。

身体に関する思い込みはいくつかありますし、
それらを解決する方法もあります。
↓ ↓ ↓
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