こんばんは。メンタリストyamaZakiです。
「ピンチはチャンス」こんなことわざがありますが、
メンタリズム的にこれを解釈すると
「なるほど!!」と、とても興味深い内容でしたので皆さんにシェアします!
ピンチをチャンスに変える力をたった3分で身につけたい人は、
続きを読んでみてください。
《ピンチになったら、ラッキーとつぶやく》
私たちは生きていれば、思いも寄らない悪いニュースや不利な状況に直面することがあります。
むしろ常に有利な条件で進むことの方が珍しいかもしれません。
もし、そんな状況に陥ったら、心の中で「ラッキー」と叫びましょう。
え!?
苦しい立場に置かれて、ピンチになって、どうして「ラッキー」なのか。
ひとつは、メンタリストとして自分の身に起きた「認知的不協和」を利用するためです。
今までのメルマガでも何度か出てきたこの「認知的不協和」ですが、
最近読者になられた方のために、簡単に解説を入れておきます。
「認知的不協和」とは、自分の考えや認識(認知)が、
自分が遭遇した出来事と相容れない状況(認知)になった時に感じるストレス(不協和)のことです。
そして、人はそのストレスを解消するために、自分自身の行動や言動、意識を変更しようとします。
つまり、自分の行動や言動と意識のズレのつじつまを合わせようとするのだと考えられています。
この心理現象を先ほどのピンチにはラッキーとつぶやくに置き換えると、
不利なことが起きたのに自分はラッキーと言っています。
だから、その不協和を解消するためには、
不利な状況の方をラッキーに変えなければならないと、私たちはつじつまを合わせようとしていきます。
つまり、心の中の「ラッキー」は、自分に暗示をかけることだと言えます。
(体軸理論ではこれを「設定」とよんでいます)
ラッキーと思っていなくても、あえてそう思うようにしていることで、
私たちの言動から認識を変えることができてしまうのです。
良くも悪くも人の心は言葉によって作られます。
だから苦しい時にこそ、「ラッキー」「よっしゃ!」と自分に言い聞かせる。
「きついけど狙い通りなんだ」「厳しいけど面白いことになりそうだ」とつぶやきましょう。
そして、できれば声に出して言うことが実はすごく大事です。
声に出すことで、自分が発した言葉はもう一度自分の耳から入って脳に戻り、
それが潜在意識に働きかけます。
情報のアウトプットとインプット両方が同時に行われるため、
より自己暗示にかかりやすくなります。(自己暗示の設定が強くなります)
逆にネガティブなことばかり言っている人は、その人自身がどんどんネガティブになってしまうもの。
それは自分が発したネガティブワードが、自分の脳に戻ってしまうからどんどんネガティブな自己暗示入り、
ネガティブな設定が強くなってしまいます。
なので、辛い環境にいるときこそ、ポジティブワードを使うように心がけてみてください。
その自己暗示(あなた自身が作り出す設定の強さ)が、苦境を乗り越える原動力を生み出すことになることでしょう。
ピンチのときは、まず言葉をポジティブに変えてみてはいかがでしょうか?
すると、きっと周りの景色がまったく違ったものに見えてくるはずです。
「ピンチはチャンス」は、
あなたの人生を力強くしてくれる魔法の言葉なのかもしれませんね。
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*メンタリズムとは?
行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、思うままに誘導する技術のことで、
メンタリズムとは本来、人と人とがよりよい関係性を築くための大きな助けとなるスキル。
*体軸メンタリズムとは?
あらゆる分野でハイパフォーマンスを実現する身体理論である体軸理論に基づいて、
人の行動や態度などを心身相関の関係から人の心理を紐解き、
心身の調和を図り、人間関係を円滑にしていくためのスキル。
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【スクール情報】
▼メンタリストの手法
Web配信日 8月18,19日(土日)
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