ヨガで肩こりが改善できますか

おはようございます。
体軸コンディショニングのヨガスクールマネージャー太田です。

ヨガが肩こりに良いらしいと聞き、ヨガをはじめてみたけれど、、、
肩こりがなかなか改善できずにヨガをやめました。

時々、このような話を耳にします。
ヨガをやったのに肩こりが改善されなかったと言うわけです。

しかし、実際、肩こりが良くなったと言う方もいます。
では、なぜ同じヨガをやっているのに、肩こりが改善できる方と改善できない方がいるのでしょうか。

まず肩こりは、いわゆる肩甲骨と鎖骨に関係する筋肉の緊張が原因のひとつに上げられます。
代表的な肩こりの筋肉は僧帽筋の緊張です。
首の付け根と腕の付け根の真ん中を押して、指が跳ね返されてしまうような方は僧帽筋の緊張が酷い方です。

それ以外にも、三角筋や菱形筋、肩甲下筋や棘下筋、大胸筋など、これらの筋肉が緊張し続けることで肩こりというものは酷くなっていきます。
これらの筋肉の緊張は、肩甲骨が正しい位置からずれてしまい、硬くなった筋肉は肩甲骨の動きを狭めます。
動きが悪くなれば、さらに筋肉の動きは悪くなり固くななるという悪循環を繰り返します。

では、これらの筋肉の緊張を取り除けば肩こりは改善できるのでしょうか。

例えば、マッサージや整体に通っても、その場は身体が軽くなり改善したように感じますが、少し時間が経つと直ぐに戻ってしまう…。
このような経験をした方は多いのではないでしょうか。

このように、すぐに身体が戻ってしまうのは、筋肉の緊張を取り除いただけで、使うべき筋肉を使える状態にし、身体の使い方を変えていないことが原因です。
筋肉の緊張を取り除いただけで、身体の使い方が悪ければ、普段の生活の中で筋肉はまた緊張してしまいます。

もちろん、筋肉の緊張を取り除くことは必要不可欠です。
ただし、筋肉の緊張を取り除いただけでは肩こりは改善されません。

必要なのは、筋肉の緊張を取り除いたところで、使うべき筋肉を使えるようにするということです。
肩こりの改善で言えば、三角筋や僧帽筋などの筋肉の緊張を取りつつ、脇にある前鋸筋が使えるようになることが必要です。

ヨガをして肩こりが改善できなかった方の原因はここにあります。

戦士のポーズⅠなどの腕をあげるポーズの場合、脇の前鋸筋を優位に使いながら、三角筋や僧帽筋は劣位に使いポーズを行えばいいのですが、三角筋や僧帽筋を優位にして腕を上げてしまう方が多いくいます。
ただ、指導する側が、その状態を把握し理解せずに指導している場合も同じことが起こります。
ヨガで肩こりが改善できなかったのは、指導側にも責任があります。

ヨガで肩こりを改善したければ、使うべき筋肉と、無駄に使わなくてよい筋肉を使い分けて行うことが必要です。

ポーズを行い身体を動かし改善するという点でヨガはとても優れた内容です。

ただやり方があるのです。
ポーズを見よう見まねで行うだけではダメなのです。

もし、この先ヨガを教えたい、ヨガで身体を改善させたいと考えている方は、ただヨガのポーズを真似するだけで終わらせないで下さい。
優位に使う筋肉と劣位に使う筋肉を理解し、ポーズが行えるようになり指導できるようになって下さい。

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