身体を変えるための解剖学

こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

身体の勉強をする際に、解剖学は必ず通る道です。
そこで、あなたに一つ質問があります。
筋肉の働きを覚える時に、どのようにして覚えていますか?

A:教科書または参考書に書いてあることを暗記する。
B:自身の身体でどうなっているかを体感しながら覚えている。

多くの方はAの方法で覚えているかと思います。
中にはBの方法で覚えている方も少なからずいるかと思います。

しかし、教科書にある解剖知識を実際の運動にあてはめていることがほとんどです。
もちろん、その方法は大事なのですが、
そこまでで留まってしまうと、

・怪我をする人が多い。
・怪我をした後、なかなか良くならない。
・どのように実戦に活かしたら良いかが分からない。
・パフォーマンスを上げることができない。

こうのようになっていませんか?
それでは身体を変えるための解剖学を学んだとは言えません。
なぜなら、

・「固めて動かす方法」と「固めずに動かす方法」の違いが分かっていない。
・部分的に捉えていて、その部分が全体にどう影響を与えているかを理解していない。
・膝を伸展する筋肉=大腿四頭筋のように、単純な解剖学の丸暗記をしている。

このような理由があるからです。

[肩甲骨を寄せる間違い]

たとえば、肩甲骨を寄せる・寄せない、という話があります。
インストラクターや整体の先生、はたまた病院の先生まで、
背中が丸まっているから肩甲骨を寄せて胸を開いて、と言われます。

しかし、肩甲骨を寄せることで菱形筋が収縮し、頚・胸部の脊椎を固めます。
さらに、菱形筋の筋走行から考えて、菱形筋の収縮に伴い僧帽筋上部繊維が収縮し始めます。
その僧帽筋上部繊維は三角筋、三角筋は大胸筋と筋連結/連鎖するので、肩関節の運動に影響を及ぼします。

このように、部分的に解剖学を捉えている事で余計な緊張をさせ、アウターマッスル優位な身体の使い方になります。
こんな状態では、身体は一向に良くなることはありません。

私たちはこのような間違った解剖学に警鐘をならすための活動をしています。
机上で学ぶ解剖学と機能的な運動の解剖学は違います。

・つま先立ち、かかと立ち、どちらが正しいか?
・足指で地面を掴む、掴まない。
・大腿四頭筋で膝を伸ばして立つ、ハムストリングスを使って立つ。
・腰から捻る、股関節から捻る。

などなど、
機能的な身体の使い方を前提にした解剖学をお伝えします。

 

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