上半身を作り直す

こんばんは。
永井雄一郎です。

サッカー選手にはケガが付きものです。
ケガをすると大好きなサッカーが出来ないでウズウズしてしまうだけではなく、チームメイトに追い抜かれてしまうのではないかと不安な気持ちになります。

それなのに、アキレス腱断裂…
数ヶ月前にやってしまいました。

こどもの頃から無理をしてきた代償は、私を愕然とさせるものとなりました。

しかし、プロである以上は復帰を目指して前に進まなければなりません。
そう考えていたとき、お見舞いに来てくれた担当トレーナーから、

「この機会に上半身を作り直しましょう!」

このような提案を受け、その場で入院中でも出来るワークを数種類教えて頂きました。

具体的に何をするのかと言うと、「立甲」です。
立甲とは、肩甲骨を立てるということです。

しかし、ただ立甲ができれば良いのではありません。

「立甲をしながら、どの角度に腕を動かせるようにする。」

ということが重要です。
その為には、まず立甲が出来ないと話になりませんので、
今回は立甲をするためのワークを紹介します。

[立甲をする]

1. 正座で小さく前ならえをしたまま手のひらを上に向ける。
2. 肘を体幹につけたまま手を外側、内側にゆっくり10回動かす。
※肘を下げ、肩が上がらない状態をキープした状態で行う。
3. 手のひらを下に向け、四つん這いになる。
4. 肩甲骨が立っている状態なのか確認する。

立甲は脇〜みぞおち〜股関節のインナーマッスルを連動して使えないと上手く出来ません。
実際に今回上手く出来なかった方もいると思います。

立甲が上手く出来なかった方、ご安心ください。
なぜなら、私も土屋トレーナーに教わる前に立甲のワークを教わったことがありましたが、そのときは上手く出来なかったからです。

しかし、担当トレーナーから言われたポイントを押さえながら行なった結果、
サポートをしていただいた初日に出来るようになったのです。

教わったポイントはシンプルで簡単なんです。
余計な力が入らないので、立甲を出来ていると言われても、
本当に出来ているのか疑ってしまった程です。

1人では出来ている自覚がなかった立甲も、
今では感覚で出来ているのか分かります。

入院中に徹底的に行なった立甲のワークのお陰で、
退院してから上半身のキレをより感じています。

このキレを感じることが出来ているのは立甲が出来たら次のステップである、

「立甲をしながら、どの角度に腕を動かせるようにする。」

これをするためのワークのお陰です。
でも、焦らないでください。
先ずはこの立甲をマスターしてください。

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