むしろ、この体操を続ける限り、
一体どういうことか一緒に見ていきましょう。
<肩の痛み、肩こりの原因>
肩の痛みや肩こりを感じる部分は、
・首の付け根から肩にかけて伸びる僧帽筋(そうぼうきん)
・肩甲骨の内側に位置する菱形筋(りょうけいきん)
これらの筋群がそこにあたり、
肩をぎゅーっとすくめるのは主に僧帽筋、
ですが、冒頭でも述べたように一時的な緩みでしかありません。
<僧帽筋、菱形筋を緩める前鋸筋の働き>
普段から前鋸筋が働いていれば、
以下の運動前後で肩の痛みやこり、
1.すわる、または立つ。
運動後は前鋸筋が働き、僧帽筋や菱形筋が緩むため、
もし、まだ肩のこりがあるようなら、
胸の筋肉に大胸筋(だいきょうきん)という筋肉があります。
その結果、前鋸筋も働きにくくなるため、
また、大胸筋は以下の筋肉とつながりを持っています。
・腹筋の腹直筋(ふくちょくきん)
そのため、
その1つの要因となる腹直筋周りを緩める以下の運動を試してみて
1.すわる、または立つ。
運動後は腹直筋、大胸筋が緩み、前鋸筋も働きやすくなるため、
<まとめ>
・肩を緩めるための運動が逆効果になっている場合がある。
一時的に楽になるからといってそれが必ずしも良い影響を与えると
今回の内容を参考に考えていただければ幸いです。
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