おはようございます。
体軸コンディショニングスクールの城です。
気温が下がり、寒さを感じやすくなってきました。
身体も冷えやすい季節です。
実は、身体が冷えて体温が下がると身体にとっては緊急事態に陥ります。
ただ「寒い」と感じるだけではありません。
体温が1度下がるだけで身体の機能は大きく変化してしまうのです。
では、体温が1度下がると人の身体には何が起こるのでしょうか、、、
なんと、
代謝が12%も落ちてしまいます。
そして、免疫力は30%も低下してしまうのです。
日本人の平熱は、36.89℃くらいが理想とされています。
この体温、微熱だと認識していませんか?
37℃を超えると発熱しているという考えが一般なので、平熱の理想体温が微熱に感じてしまうのです。
なぜ37℃が発熱だという認識が広まっているのでしょうか。
その理由は、
・昔使用されていた水銀体温計の目盛りが37℃以上が赤字になっていたから。
・日本人の平熱が下がってしまったから。
この2点が大きな理由です。
平熱が下がれば下がるほど、身体の代謝機能も下がり続け、体内での分解や合成が追い付かなくなってしまいます。
これは、美肌にもダイエットにも大敵な事態です。
みなさんも運動をしたり食事に気を付ける時、どこかで
「代謝を上げたい」
そういう目的があるのではないでしょうか。
代謝を上げるには、やみくもに運動をして食事のコントロールをするだけではなく、
【体温を上げる】
この視点も必要なのです。
そもそも人は恒温動物なので、体温を一定に保とうという機能が備わっています。
ある程度は頑張ってくれますが、それでも体内の細胞が追い付かなくなると、体温が上がり発熱し、または体温が下がって身体機能が衰えたりするのです。
では、体温を保つために必要な身体の状態とはどんな状態なのでしょうか。
その状態とは、
・柔らかでほどよい脂肪がついている。
・しなやかで弾力のあるインナーマッスルが働いている。
・無駄な緊張のないアウターマッスルに覆われている。
・滞りなく流れる血液とリンパ器官が巡っている。
これらの条件が必要になってきます。
体温が下がって平熱が低くなってしまっている方は、この状態を1人で作り出すのは少し大変です。
全身の流れを作り出し、全身の流れをつなげるためには人に身体を預け、定期的にドレナージュをかけてもらうことが近道です。
全身の流れをつなげて初めて、体温を上げ保持できる身体になるのです。
体温が1度上昇するだけで、代謝は12%も上がります。
そして、免疫力は30%も向上するのです。
まずは、体温を上げるためのトリートメントを定期的に受けてみて下さい。
すると、身体の緊張が取れて巡りが良い状態を体感しやすくなります。
試してみて下さいね。
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