こんにちは。
体軸コンディショニングスクールの山根です。
突然ですが、あなたはどんな癖がありますか?
今日はこのタイトルで記事を書こうと思ったので、改めて自分に癖と呼べるようなものは何があるのかなぁ、と思い返してみました。
アイスを食べたあとの棒を噛んでしまう癖。怒られたときに笑ってごまかす癖(山川さんには笑ってごまかすなといつも見抜かれてしまいますが。笑)
考えてることがついつい顔に出てしまう癖(嬉しいことがあると顔がにやけていたり)。
思い返してみましたが自分の癖って意外と出てこないものです。
つまり、それだけ自分の癖は自然と出ているものなので気付かないものなんです。
そんな風に自分では全く意識していなかった癖を最近ある人から指摘されました。
それはうちの会社の社長の龍三さんから指摘された癖でした。
「山根さん、話をするときに自分の中の常識を前提に話を進める癖があるよね。」
僕は指摘されるまで気付きませんでしたが、龍三さん曰く、それが自分の成長を妨げている原因になってしまっていると。
そして、自分の中の常識や前提を疑うことは、仕事で成功するためのきっかけになると言われたのです。
確かに、世の中に自分の中の常識や前提を疑うことで大きな成功を生んだ事例はたくさんありますよね?
Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズは常識や前提を覆すことで、電話、インターネット、ipod、を1つにしたiPhoneを生み出しました。
当時はそれぞれが独立したものであるという常識があったのですが、それを1つのまとめるという常識破りな商品を発表することで、
世界的なヒット商品となりました。(ジョブズ亡き今もiPhone8、iPhoneXRと続いていますよね。)
ほかにもそんな例はたくさんあると思いますが、そんな成功を収めるには自分の中にある隠れた常識や前提を覆す必要があるということなんです。
でも、記事を読んでいただいているあなたもそんな癖はありませんか?
特に施術やトレーニングで上手くいっている人ほど過去の成功体験からついつい考えてしまいがちなのではないでしょうか。
とはいえ無意識レベルで癖になっているものを直すのはそう簡単ではありません。
認識していないことも多いですから。
では、どうしたら自分の中にある常識や前提を取っ払うことができるのか?
僕が過去に失敗したことから学んだ3つのことをシェアしたいと思います。
<常に疑問を持つこと>
過去に僕がトレーナーの学校に通っていた時、学校で習ったことが今となっては全く違った見解になっているという出来事がありました。
つまり、今は常識でも時代が変われば変化することもあるのです。
時には今ある常識に疑問を持つことで新しい発想が生まれることもあります。
僕は今回龍三さんに指摘されてそれを痛感したので、自分のメモ帳に「それでいいのか?」とメモをしました。笑
<1つの知識だけに頼らないこと>
セミナーに参加したりすると、よく1つのやり方や知識に傾倒してる人を見かけます。
今や情報が溢れている世の中。
そんな中で1つの知識に傾倒してしまうと実際の治療やトレーニングで矛盾が生じたときに生じたときに解決できなくなってしまう場合があります。
僕も過去に1つのやり方にこだわりすぎるあまり、スポーツ現場で失敗することが多々ありました。
1つのことを極めることももちろん大切ですが、これが当たり前だと決めつけないようすると同時に、
1つのやり方として認識しておくことが施術やトレーニングを成功させるための秘訣になります。
<別の見方が出来ないか?逆のことが言えないか?考えてみること>
例えばダイエット。
数年前に台頭してきたライザップが流行らせた糖質制限ダイエットや酵素ドリンクダイエットなど数多くのダイエット法がどんどん出てきていますよね。
でも逆を言えば今までのダイエットのやり方だと効果が出ない場合もあるから新しいものが出てきているということでもありますよね。
ということは、これまでのダイエットのやり方で効果が出ていない原因を調べていけば、もっと効果的なダイエットの方法が見つかるかもしれません。
もちろんこのことは施術やトレーニングにおいても同じことが言えます。
今あるメソッドや理論を現場で試してみて上手くいかなかったときに、
なぜ上手くいかなかったのかを検証するとより効果的な治療法や身体の仕組みが見つかるかもしれません。
そのためには物事を1つの角度から見るのではなく、他の角度からも見る必要があります。
さて、あなたの周りに隠れた前提や常識はないでしょうか?
もし見つかったなら、一度それが本当かどうかを考えてみると今よりもさらに成果を出すことに繋がるかもしれませんよ。
ぜひ一度探してみてください。
P.S
もしあなたが、僕の話を聞いて少しでも施術やトレーニングの常識を変えたいと思ったならこちら
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