こんにちは。
体軸コンディショニングの
ヨガスクールマネージャー太田です。
お正月も終わり、
今日からお仕事という方も多いのではないのでしょうか。
お休み明けの仕事は身体が鈍ってしまい
集中力も落ち気味ですよね。
そんな中、あまり進まなかった作業に突然スイッチが入り、
時間を忘れて没頭する瞬間があるかもしれません。
すると、自分の想像よりハイレベルな仕事を成し遂げることができた。
このような状態が起こります。
これは、究極に集中力が高まった状態です。
つまり、ゾーンに入った状態であり変性意識状態になったと言えます。
そして、このゾーン状態に入ったときは、
自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる状態とも言えます。
実は、スポーツ選手などは、
このゾーン状態に入るタイミングを自分でコントロールすることが出来ます。
ですから本番で、ここぞという時にゾーン状態に入り、
パフォーマンスを上げ結果を出すのです。
同じように、一般の方でも、
凄く仕事が出来たり勉強が出来る人というのは、
無意識にゾーン状態に入り集中力を上げるのが上手いのです。
ここまで聞くと、特別な人にしか出来ないことだと思いがちですが、
そんなことはありません。
このゾーン状態や変性意識状態に入ることは、
練習や鍛錬を積めば誰でもコントロールすることができるようになります。
その練習として行われるのが
ヨガで行う瞑想になります。
では、瞑想すればいいのかと言うと
それだけでは足りません。
意識をコントロールするためには、
ただ瞑想するだけではなく、
もう一つ重要なポイントがあります。
そのポイントは、
自分自身でカラダもコントロール出来るようになることです。
スポーツ選手は、普段から自分のカラダを作り上げています。
そのため、少しの時間の瞑想で意識をコントロールするこができるようになります。
しかし、そうでない一般の方は、
普段から自分のカラダを作り上げることをしていません。
ですから、まず自分のカラダの使い方を変える必要があるのです。
そのカラダの使い方とは、アウターマッスルの緊張をとり、
インナーマッスル(体軸筋)主体の使い方になります。
インナーマッスルが使えない状態で
アウターマッスルを固めたまま変性意識状態に入る練習をしようとしても、
思うように集中力を高めることはできません。
例えば、肩こりや腰痛の方などは、作業に集中しようとしても、
肩や腰の張りが気になり集中力が欠けてしまいがちになります。
これは、肩や腰回りのアウターマッスルが固まり、
インナーマッスルが使えない状態なので変性意識に入りにくいのです。
そして、ヨガのアーサナ(ポーズ)を行う理由は、
瞑想するためのカラダを作りが目的とされています。
ですから、ここぞという時に瞬時に変性意識状態に入り、
集中力を最大限に高められるようになるためにはカラダの使い方が重要なんです。
もし周りで仕事ができて集中力が高い方がいたら
その人のカラダの使い方を観察してみると面白いですよ。
P.S
集中力を高めるためにもカラダの使い方を覚えたい方はこちら。
最新記事 by 体軸コンディショニングスクール (全て見る)
- ビックボスの秘策⁉新庄監督から学ぶ姿勢の極意 - 2022年3月10日
- こどもの運動神経が良くなる肩甲骨の使い方 - 2022年3月8日
- 靴底で分かるこどもの歩き方の特徴 - 2022年2月22日