こんばんは。永井選手のトレーナーを担当している土屋です。
「徹底的に肉体改造をする!」
「来シーズンの活躍はオフのトレーニング次第です!」
結果が出ないと次のシーズンは契約をしてもらえない覚悟をしている
サッカー選手の言葉は重いです。
Jリーグのサッカー選手はオフシーズンのため、
先月から次のシーズンに向けてのカラダ作りを開始している選手が多いです。
シーズン中は肉体改造をしてカラダの感覚が変わるのを嫌がる選手も
この期間は色々なトレーニングを試す選手もいます。
やはりプロレベルの選手はカラダのセンサーが敏感ですので、
トレーニング後はカラダの変化を実感しています。
カラダの変化と言っても、「何をもって変化と言うのか?」
基準が曖昧だと判断するのが難しいです。
私が選手に行う肉体改造として目標にしていることの1つは、
全身のインナーマッスルを連動して使えるようにすることです。
その次に、インナーマッスルを連動させながらトレーニング出来るようにすることです。
さらに、相手がいても同じようにインナーマッスルを連動させながらプレー出来るようにすることです。
例えば、立甲を見てみましょう。
立甲の写真
https://www.instagram.com/p/Bo1DLa5HUQo/
これが出来たら、立甲腕立て伏せです。
立甲腕立て伏せ
https://www.instagram.com/p/Bjsv1mUgHsa/
インナーマッスルを連動させないと、このような立甲腕立て伏せが出来ません。
一般的に行われている腕立て伏せは大胸筋・三角筋・上腕三頭筋を主に使っているのですが、我々が推奨する腕立て伏せは違います。
立甲腕たせ伏せは立甲をしながら肩甲骨を寄せずに行ないます。
具体的にいうと、肩を下げて肩甲骨を外に開いたまま行います。
それは前鋸筋が働き、僧帽筋の活動を抑えることが出来るからです。
また、前鋸筋は腹斜筋にも繋がるため、体幹と連動して動くことができます。
ここで主に使う筋肉の繋がりは、下記の通りです。
前鋸筋〜腹斜筋〜横隔膜〜大腰筋〜ハムストリングスetc…
これらのインナーマッスルを連動して使える身体に肉体改造してから、サッカーの動きにも落とし込めるように段階を踏んでトレーニングしています。どのようにサッカーの動きに落とし込めるのか?
このような疑問を持つ選手は多いのですが、アナタも一緒に考えてみてください。
そして、まずは立甲と立甲腕立て伏せをマスターしてください。
この続きは、後日書いていきたいと思います。
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