第一歩が早くなるとシュートも早くなる

こんばんは。永井雄一郎です。

相手を置き去りにする第一歩。
私はこの第一歩でマークを外すことやフリーでシュートするだけではなく、
多くのチャンスを生み出してきました。

ですので、これから説明する第一歩は早い段階で習得してほしいです。

[次の動作へ移る第一歩]

まず次の動作に移るには前回書いた立ち姿勢が重要なのですが、
まだ読んでいない方はコチラをご覧ください。

歩く、走るといった日常的な動作だけではなく、
サッカーではトラップやダイレクトパス、シュートなど、
立ち姿勢からの動き出しについての重要性は実感されていると思います。

動き出しやパス、シュートをするための第一歩の重要性は分かっていても、
どのようにすれば今までよりも早く動けるか分からないという方が多いです。

アナタはこれらの改善方法が分かりますか?

[筋肉と関節運動から改善方法を考える]

サッカーをしている多くの方たちは、動きに対してどの筋肉を優位に働かせ、
どの関節運動が適切なのかを考えていません。

例えば、インステップシュート。
実際に動きなから実感していただきたいので、
下記のことを一緒に行います。

まず、ゴールに向かってインステップシュートを打つ。
この足の振りや蹴りやすさなどの感覚を覚えておいてください。
※この感覚が基準となります。

[動き出しとシュートが早くなるワーク]

1. みぞおち(おへそから指4本上)を指で押し込むように10回押す。

2. 右手でみぞおちを押したまま、左手で右足の腿裏(ハムストリングス)を5回摩ってから右足の鼠蹊部を押す。

3. 右足の鼠蹊部を押しながら、股関節を支点にして右足を2回上げ下げする。

4. 手を入れ替えて逆側も同様に行う。

再度、ワーク前に行った時と同じ条件でインステップシュートを打つ。

いかがでしょうか?

たったこれだけのワークでシュートまでの動きだけではなく、
シュートも早くなったはずです。

これは上半身と下半身のインナーマッスルを連動して優位に働かせるだけではなく、
股関節を支点に動かすことが出来たからです。

上半身のインナーマッスルである大腰筋の起始部はみぞおち部分にあり、
停止部は股関節にあります。
下半身のインナーマッスルであるハムストリングスの起始部は股関節にあるため、
股関節を介して筋連鎖することによって上半身と下半身の動きがスムーズになりました。

筋肉ばかり注目されがちですが、股関節を支点に動かすことによってインナーマッスルが連動して働くので、
関節運動も非常に重要だということを覚えておいてください。

もっと動きを早くするためには他にも上半身で優位に働かせたい筋肉があるのですが、
それはまた次回お伝えしたいと思います。

それまで、下記PDFを読んでおいてください。

〜永井雄一郎のフットボールクリニック〜の無料小冊子はこちらからダウンロードできます。
【誰よりも速く早く動く】
https://fs223.formasp.jp/p642/form29/

【タイガーショットのような強烈なシュートを打つ方法】
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