こんばんは。フィジオスクール校長の田中です。
9月~10月も運動会が多い時期ですね。
息子の学校の運動会は春にやりましたが、あなたのお子さんの運動会はこれからですか?
私は、昔から運動は苦手な方なので、運動会でも目立つことはありませんでした。
私の小学3年生の息子も運動神経は良いとは言えません。
カエルの子はカエルですね。
ですので、運動会で目立つことは期待していません。
大きなケガをしない程度に、本人なりに精一杯頑張ってくれればいいと思っています…
と、口では言いますが、実際に運動会になると応援に熱が入り、
「もっと早く走れよ~」っと思ってしまいます。笑
あなたも、出来ればこどもの活躍している場面を見たいですよね?
今回は運動会で「怪我をしない」「活躍できる」ための身体づくりの体操を種目別はご紹介致します。
今から始めても、十分に変化が出ますよ。
1、【徒競走、リレー編】
《短距離が速くなる!もも裏カチカチワーク》
1、まず立った状態から1歩足を前に出します。
この時、つま先は進行方向に向け、膝を軽く曲げます。(足首と膝が床と垂直になるように)
2、前に出した足の鼠蹊部を手で軽く押さえ、鼠蹊部を折りたたむように身体を曲げておじぎをしていきます。
3、この体勢の状態でもも裏の筋肉をグーで10回叩きます。
4、その後、鼠蹊部から身体を起こします。
5、この動きを3回繰り返し、かつ反対の足でも同様に行います。
もも裏の筋肉であるハムストリングスは、アクセル筋とも
言われ、動きをつくる上でとても重要な筋肉になります。
特に短距離ではこのハムストリングがアクセル筋としてしっかりと機能することで速い動きを作り出すことができます。
上手く機能させられると、スタートダッシュがものすごく速くなり、ここで周りと一気に差をつけることができます。
是非アクセル全開で走るための準備としてこのワークを行ってください。
【障害物競走編】
《しなやかに走る!みぞおち周りを柔らかくするワーク》
1、両手でみぞおちを軽く押さえる
2、みぞおちを背中の方へ押しながら、力を抜いて背骨を丸める
3、みぞおちの奥にある背骨を斜め前方へ押し出しながらみぞおちを引き上げる
4、鼻から深呼吸を3回いれる
5、力を抜いて元の姿勢に戻る
6、1~5を5回程度行いましょう。
*ポイント:3の時に肩が上がらないように脇をしめて行いましょう。
みぞおち周りが柔らかく動かせるようになると上半身と下半身が上手く連動して働かせられるようになります。
障害物競走は、徒競走とは異なり走りながらもあらゆる動きが必要となるため、上半身と下半身が上手く連動した状態で動けるとスムーズに障害物をクリアしてゴールに向かうことができます。
その要となるのがみぞおちの動きになるため、是非走る前にみぞおち周りを柔らかくしておきましょう。
運動会の競技前は、誰でも緊張するはずです。
緊張すると身体も自然と力みが生まれ、その力みはどうしてもパフォーマンスを落としてしまいます。
そんな時に身体の無駄な力みを取ることができるこれらの体操を普段から取り入れてみてください。
しっかりとやれば、ケガもしにくい身体になりますし、
きっと思っていた以上の結果に結びつきます。
こどもパームセラピーでは、
・こどもの痛みを和らげる
・こどものストレスを軽減させる
・親の緊張している身体をリセットする
などなど色々学べますが、
こどもの運動能力を上げるためのポイントもお伝えしています。
もっと詳しく知りたい方は、
ウチの息子は、足は速くなってきました。
今年の運動会では、ゴール直前までは1位でしたが、
周りを気にして、キョロキョロして失速…。
来年に向けてメンタル(?)も鍛えていきます。
The following two tabs change content below.
体軸コンディショニングスクールは、施術,スポーツ,仕事…
すべてのパフォーマンスを向上させたい方のために、体軸理論の情報をお届けするスクールです。
あなたが体軸を形成できるように身体のバランスを整える方法や、スポーツや施術におけるパフォーマンスを高めるための情報をお伝えしています。
体軸コンディショニングスクールは、同じ考え方を持った4.5万人を超えるファンの方に支えられています。
最新記事 by 体軸コンディショニングスクール (全て見る)
- ビックボスの秘策⁉新庄監督から学ぶ姿勢の極意 - 2022年3月10日
- こどもの運動神経が良くなる肩甲骨の使い方 - 2022年3月8日
- 靴底で分かるこどもの歩き方の特徴 - 2022年2月22日
コメントを残す