こんばんは。アナトミーの鬼の田中です。
十数年前のリハビリは、1つひとつの筋肉を鍛えていくことが主流でした。
それから数年後、運動連鎖という言葉が流行りだしました。
運動連鎖が分かると、全身に動きが波及する感じが分かります。
言い換えると、
体幹の力を全身に送り出すような動きができます。
しかし、今もまだ、その運動連鎖を知らない人が多いのです。
運動連鎖で有名なものに、
足部の回外
↓
下腿の外旋
↓
大腿の内旋というものがあります。
分かりやすく言うと、
踵が外側に倒れると、
スネの骨は外側に回旋し、
太ももの骨は内側に回旋するという連鎖が起こります。
もし、スネの骨と太ももの骨がどちらも
内旋してしまうと、膝関節でロックができないため、
膝を痛めることになります。
しかし、このような運動連鎖が
筋肉のコリやケガの影響で破たんしていると、
運動の連鎖が起きないため、
運動の波及が起こらず、
一部の関節に負担がかかってしまいます。
また、体幹との連動した動きもできなくなります。
ですので、この運動連鎖は知っておくと良いですし、
運動連鎖を踏まえたコンディショニングをすることをおすすめします。
今後も、運動連鎖の話をしていきますので、
楽しみにしていてください。
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