うまく身につかない習慣と、完ぺき主義の関係性

こんにちは
メンタリストONO(おの)です。

あなたのメンタルをしなやかにする「習慣づくり」の話です。

メンタルが安定している人は、
新しい習慣を生活に取り入れるのが上手です。

逆に習慣がなかなか身につかず、挫折してしまう方は、
メンタルが安定しにくい傾向があります。

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行動・習慣(意識的なもの・無意識的なもの)
↓ ↑
メンタル・マインド(自覚できるもの・無自覚なもの)

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これらは相関関係にあって、どちらが鶏でどちらが卵というものではありません。
どちらもお互いの原因であり、結果です。
なので、良循環・悪循環がぐるぐるとスパイラルになるのです。

この悪循環パターンを、私は昔よくダイエットで起こしていました。

ダイエットの知識ばかりが増え、
それらを「実生活に落とし込む思考・行動のスキル」の存在に気づかないまま
ずっと挫折を繰り返していました。

そして、挫折するたびに、「このやり方は私には合わなかったんだ。」と
やり方のせいにして気持ちに決着をつけてしまうのです。。。

今、生活の中の気持ち・メンタル面で何かお困りごとがある方は、
直接メンタルをどうにかしようとする前に、

普段の生活で何かひとつ、
新しく始めたい良い習慣にチャレンジをすることをおすすめします。

あなたにも、
やめたほうがいいと頭ではわかっている良くない習慣、
新しく身につけたほうがいいと頭ではわかっている良い習慣、、
一つや二つありますよね…

わたしも山ほどあります。コンビニでお菓子を買わないとか…(小声)

そんなこと言ったって、「言い訳をせずがんばれというんでしょ!」
「意志が強くなる方法ってことなの?」と思ったあなたに、

今現在わたし自身がリアルタイムで行っている「お弁当をつくる習慣」づくりと
闘っている様子を見ていただこうと思います。

(まったくお弁当をつくる習慣がなかったので…わたしにとってはハードな習慣作りです。。)

普段の生活で何かひとつ、
新しく始めたい良い習慣、あなたは何ですか?

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まず、習慣作りに失敗してしまう人がよく陥る悪循環パターンを見てみます。

★お弁当作りで例えます ★

お弁当をつくる習慣を身につけたいと思った!

⇒最初は頑張ったけどだんだんめんどくさくて、お弁当作れなくなってきた(息切れ)

⇒お弁当を作らなくてもいい理由を探し始める(めんどくさい自分を正当化し始める)

⇒とはいえ最初に決めたことを守れなかった

⇒なんとなく気分が悪い

⇒ま、お弁当なんて作らなくたって(さらに自分を正当化)

(無意識下で⇒どうせ私なんて(無意識に自分を傷つける思考))

このパターンです。

「サボることは悪!」
「100パーセントできなかったら、ゼロと同じ。(グレーを認められない)」

いわゆる完ぺき主義の人ほど、この悪循環パターンに陥ります。

新しい習慣をめんどくさい・できないと感じてしまうことは、人間なら当たり前のことです。
慣れていないことについて、めんどくさい気持ちがない人なんていません。

それなのに、「めんどくさい」なんて思ってはダメ!意志を強く持って頑張るべき!
と思っている人がほとんどです。

できない・やる気が出ない・めんどくさいときの「思考・感情・行動」への考察が抜け落ちているのです。

新しい習慣にチャレンジするときは、
めんどくさい、できない、の、
ごくごく個人的な「思考・感情・行動記録」をとっていきます。

習慣へのチャレンジ記録を取っていくと、
自分が決めたことを守れない言い訳をするタイミングがわかってきます。

決めたことを守れなかったら、
①まず、できなかった言い訳をして、
②その「言い訳をする自分」を攻略する手段を考える。
(無意識に余計な思い込みがないか、何かを完ぺきにやろうと思っていないか点検する)

これを繊細に繰り返してみましょう。

実際の手帳に書いてあるお弁当習慣化記録の抜粋です↓
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・水曜日の朝に食材がないことが多い。食材がないとお弁当をあきらめる。
→水曜日は、食材が少なくても成立するたまごサンドの日と決める。

・どうしても土曜日の朝にお弁当を用意する気力がない。
→金曜日の夜になるべく早く寝るようにする。←特に金曜の夜はだらだらしないように気を付ける。

・そもそもお弁当はめんどくさいものと認識している。
←お弁当というものを面倒でないものとして定義しなおす。
→専業主婦の母がつくってくれていたようなお弁当をお弁当だと思わない。
→白いおにぎりでもお弁当ができたとみなす。
(完ぺき主義の廃止、ハードルを下げることを怠けることだと思わない)

・上達は習慣化が身についてから。彩り・見栄えは上級者のやることと割り切る。
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このような感じで、

「できなかった自分」に悲しくなるのでもなく、
「やり方が悪い」と外へ攻撃するでもなく、
「めんどくさいと感じる自分、うまくできない自分」を、
まるで人ごとのように客観的に把握します。
(これを「ダメな自分を受け入れる」という言い方をする人もいます。)

感情を主観的に見てしまうと、自分を正当化してしまい、
自分の変化を拒むように脳が機能してしまうので、
チャレンジについてはできるだけ感情を客観的に見ていきます。

もし、
「決めたことができない自分」に悲しくなったり、
「怠けることは悪、完ぺきにやらなくては」と思いすぎたり、
「やり方・方法コレクター」になってしまったり、
なかなか望んだ自分になれない方は、そこに感情が癒着している可能性があります。

癒着が軽いものなら、この「習慣化チャレンジ」で取り除くことができます。

もし、どうしてもだめだ、、
という方は、、、

「私は変化をするぞ」とだけ決意してください。

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