脇をほぐすと体力がつく!?

こんにちは。鍼灸師・パーソナルトレーナーの柴です。

「すぐバテちゃうんだよなー、、、」
「運動をしてるがなかなか体力が上がらない」

といった方は、もしかしたら脇の筋肉が固まってるのかもしれません。

実は脇のある筋肉が体力と深い関係があるのです。

一体どういった事なのか。一緒に見ていきましょう!

[脇の固さと体力の関係]

脇にはいくつもの筋肉が存在しますが、
その中でも、脇の後ろ寄りの部分。画像で言うと青丸あたりが固まっています。

ここが固まるとなぜ体力が上がらないのかというと、
それは脇の後ろ寄りの部分には肩の三角筋があるからです。

三角筋は肩甲骨の上にある僧帽筋と繋がりがあり、
この2つの筋肉は肩をすくめる筋肉で、肩がすくむと背骨が丸まって肋骨を圧迫します。

肋骨の中には心臓や肺といった体力向上に必要不可欠な内臓が存在するため、
肋骨を圧迫して心臓や肺の働きが落ちてる状態だと呼吸がしづらくなり、運動しても体力がなかなか上がらないのです。

そのためこれを解決するには、まず脇の後ろ寄りの部分をほぐす事が必要ですが、
それと同時に同じ脇にある別の筋肉の働きを高めると更に効果的です。

[体力向上には脇をほぐして脇を使う事]

同じ脇と言っても、厳密に言えば少し場所が違います。
働きを高めたいのは、脇の下あたりのこの赤丸の部分です

ここには前鋸筋と呼ばれる筋肉があり、この筋肉は肩を下げる筋肉です。

前鋸筋の働きが高まり肩が下がれば、肋骨を圧迫しないため、呼吸がしやすくなり心臓や肺に無駄な負担がかからなくなります。

その状態で運動ができれば、純粋に心肺機能が向上するため体力がつきやすくなるのです。

[体力を向上させる3つのワーク]

脇の後ろ寄りの部分をほぐした後に前鋸筋の働きを高めて、体力を上げやすい状態にします。

まずは今の状態を確認するために深呼吸をしてみましょう。呼吸のしやすさや深い呼吸ができるかを確認します。

では次に3つのワークをおこないます。

〈①脇の後ろ寄りの部分をほぐす〉

1.脇の後ろ寄りに手をあてる。

2.そのまま摘んで、腕を下に垂らす。

3.脇の後ろ寄りを摘みながら前後に揺らすなどしてほぐしていく。

〈②脇の筋肉を動かす体操〉

1.手の平で脇の下を触り、摩擦で熱くなるまでさする。

2.その後、脇の下を触ったまま腕を前後に各5回ずつ回す。

こちらも、詳細なやり方は動画でご確認ください

https://youtu.be/rAkCAfS3zsY

〈③脇で腕を動かす運動〉

1.仰向けに寝転がり、脇の下を触って肩を下げる。

2.そのまま腕を前に伸ばす←→戻すを繰り返す。この時肘が曲がらないように注意する。

3.この動きを脇の下を使ってる感じが出てくるまでおこなう。回数で言えば10~20回程度。

では再度深呼吸をしてみましょう。

いかがでしょうか?先程より呼吸がしやすくなり、深い呼吸ができていると思います。

このように脇は体力と深い関係があるので、お悩みの方はこの3つのワークをおこない、その後に運動をしてください!

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鍼灸師・パーソナルトレーナー

柴雅仁のブログはこちら

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