ツボの話が好評だったので、今回もツボの話をしてみます。
こんにちは。アナトミーの鬼の田中です。
今日は、遅刻しそうだったので、駅まで全力で走りました。
歩くと10分弱の距離なんですが、
数年前だと、その距離で息切れしていました。笑
あと、たまに膝が痛む時もありました。
でも、体軸を知ってから、膝の痛みや息切れはなくなりました。
具体的に言うと、みぞおちが柔らかくなりましたね。
あなたも息切れや膝の痛み、ありますか?
もし、たまにあるなら、
あなたもみぞおちを触ってみて下さい。
おへそから指4本分上を押してみて下さい。
そこがみぞおちです。
通常、みぞおちは押すと柔らかくへこむ所です。あなたはどうですか?
もしここに抵抗感や痛みがあれば、みぞおちが固まっています。
なぜ、みぞおちの固さが
息切れや膝の痛みに関係があるかというと、
筋膜でつながっているからです。
<膝周りの筋膜>
膝周りで特に内側が痛くなる方は、
太ももの内転筋が固くて使えない方が多いです。
この内転筋は、骨盤底筋群を介して
大腰筋や横隔膜があるみぞおちまでつながっております。
アナトミートレインという筋膜のつながりで言えば、
ディープフロントライン(DFL)です。
そのため内転筋が固い人は、
このみぞおちも固くなりやすいのです。
横隔膜まで固くなるので呼吸が浅くなり、
体力が落ちやすくなります。
横隔膜やみぞおちの固さが慢性的になっていると、
太ももだけほぐしても、直ぐに固さが元に戻ります。
<みぞおちが固くなる原因は他にも…>
みぞおちの近くには、肝臓があります。
肝臓に負担がかかっている人は、みぞおちが固い人が多いです。
肝臓の調子が整えば、みぞおちも柔らかくなります。
肝臓の調子を整えられるポイントがあります。
そのポイントは、膝にも関係があります。
<内臓と筋膜と膝の痛みの関係>
膝の痛みに効果的で有名なツボに、
曲泉(きょくせん)があります。
曲泉(きょくせん)は、肝臓に関係する経絡上にあるツボです。
(Googleで調べると、すぐに検索できます。)
実はこの肝臓の経絡が、
膝からみぞおちまで続いている筋膜とほとんど同じ所を通ります。
膝の痛みに有効なツボを押すことで、この筋膜も調整していることになります。
もちろん、肝臓の調子も整えられます。
〔膝の痛みを無くす簡単な体操〕
動画はこちら
この体操をすることで、みぞおちの固さがゆるみ、
横隔膜と大腰筋を介して内転筋も使いやすくなります。
また、肝臓も動かすことになりますので、一石二鳥です。
簡単な方法ですが、
膝の痛みがなかなか取れない方や
息が切れやすい方は、ぜひ行ってみて下さい。
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