筋肉に力を入れながらゆるめるということができるとスポーツだけでなく、施術やレッスンなどのパフォーマンスも全く違ったものになってきます。
一見、矛盾したように思えますが、世界で活躍しているような日本人アスリートはもちろん、一流のコーチや治療家は無意識レベルでこのことを行っているのです。
一体なぜなのか、、、
筋肉に力を入れながらゆるめるとは
そもそも、筋肉に力を入れながらゆるめるとはどういうことなのか。
身体の運動が起こる時には、1つの筋肉だけでなく、複数の筋肉が同時に働きます。
少し詳しく言うと、スポーツなどで素早い動きをする時はもちろんですが、普段歩いたりするときでも身体を動かす時には、メインで働く筋肉(主働筋)とそれを制御する筋肉(拮抗筋)のバランスを調整することが求められています。
筋肉に力を入れながらゆるめられているというのは、動きの中でこれらの複数の筋肉のバランスを程よく調整することができており、それによっていつでもスムーズな動きだしやパワー発揮ができていることを意味しています。
世界で活躍している日本人アスリートたちは、この筋肉に力を入れながらゆるめるという能力に長けており、無意識レベルで最適な調整を行なってということが共通して言えるのです。
では、筋肉に力を入れながらゆるめることができるようになるには具体的にどうしたらいいのでしょうか。
筋肉に力を入れながらゆるめられるようになるには
筋肉に力を入れながらゆるめられるようになるには、体幹のインナーマッスルが働いている状態で、全身のアウターマッスルの余計な緊張がない状態でなくてはなりません。
体幹のインナーマッスルが働いていないと、アウターマッスルに無駄な力が入りやすく、それによって筋肉のバランスの調整がしにくくなってしまうからです。
ですので、体幹のインナーマッスルが働かせることによって、全身のアウターマッスルの緊張を下げ、筋肉を締めながらゆるめられやすくしておく必要があるのです。


『間違いだらけの体幹トレーニング』では、筋肉に力を入れながらゆるめられるようにする具体的な方法をお伝えしています。
https://fs223.formasp.jp/p642/form15/
スポーツはもちろんですが、日常や施術など他の分野でも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。
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