こんばんは。理学療法士でもあり母親でもある新田です。
普段から子どもにマッサージをしていると、子ども自身が身体がおかしいと感じた時、自らマッサージしてと言ってきます。
この前はマッサージしていて、ほぐれてきたなぁと私が感じた瞬間に、
「もうこっち楽になったから反対やって」とサラッと言われました(笑)
自分の身体がゆるまった瞬間がわかるなんて、さすが感覚がいいなと我が子ながら感心しました。
「三つ子の魂百まで」
と言いますが、やはりできるだけ早くに、自分の身体に関する感覚は高めておく必要があるなと最近ひしひしと感じています。
そう感じた出来事の一つに、先日仕事でのストレスから夜の寝つきが悪くなった50代男性の施術をさせていただくことがありました。
その方の首元に手を当てると、
「すごく気持ちいい。安心する。身体がゆるまって呼吸が深くなるのがすごいわかる」とおっしゃられました。
施術が終わった後、なかなか起き上がってこなかったので、どうしたのか聞いてみたところ、
「手を当ててもらった時の感じが何だったのかずっと考えていたんですが、昔母親に同じように手を当ててもらった時の感じと一緒でした。」
「それと同じことを、子どもにもしていた事を思い出しました。」
と、教えてくれました。
幼少期の親子のスキンシップは、幼少期のみならず、その後の健康にも影響を与えている事は研究を通して明らかになっています。
スキンシップが少なかった人はそうでない人に比べて、心療内科(抑うつや不安症)にかかる人が多いそうです。
またスキンシップの多い幼少期を過ごした人は、ストレス耐性が高く、免疫力も高いと言われています。
今回のクライアントの男性も、昔お母さんにしてもらったスキンシップの感覚を思い出し、ストレス耐性が上がったのではないかと思います。
その証拠に、その日から眠る時間が徐々に増えているそうです。
この話を聞いて、歳を重ねて頭では昔のことを忘れていても、その時のお母さんの手の温もりや感触などは意識に残るものなのだと思いました。
そして、親子のスキンシップを通して培われたこの意識は親から子へ、子から孫へ受け継がれるのだと感じました。
こどもパームセラピーでは、ただ単に触れる方法を学ぶのではなく、
・その人の持つ最大限の柔らかい身体を作ること
・短時間で身体をゆるませ、力を発揮できるポイントをおさえること
・優しい気持ちになる身体を作ること
これらの状態を親も子も一緒に作っていきます。
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